12星座には、それぞれ対応する身体の部位があります。それらの部位は、星座と関わる惑星によって強調されるし、また消耗もするでしょう。
どこがウィークポイントになりやすいのかを、個人の出生図から推測することができます。
また逆引きとして、痛みやトラブルが生じた箇所から、どの星座のバランスが崩れているのかを見ることができます。星座の質が強調され過ぎている、あるいは過小になっているときにバランスを欠くので、ご自身を内観してみると良いかもしれません。
◇牡羊座と関係する部位<頭部(頭・髪・脳・目)>
〇頭痛
片頭痛は日常でも緊張状態や疲労時によく見られるものです。頭痛が生じると繰り返しやすく、頭痛を伴う肩こりや吐き気、めまいといった諸症状にも苦しめられることになるでしょう。
頭が痛くなるときは、自身の望む生き方やペースからかけ離れているかもしれません。やりたいことをのんびりとやるのではなく、やらなくてはならないことに追われている可能性があります。
自分の望むタイミングでなく、周囲から求められるタイミングに合わせて、山のようなタスクをどうにかこなそうとしているのでしょう。
頭がズキズキと痛んでも「休んでいる場合ではない」と、頭痛薬で痛みを緩和させて、また外に向かっていくこともあるかもしれません。その背後では、本人の意志や感情が後回しにされているでしょう。
頭痛が頻発するときは、本当の意志と現実との調整が必要なときかもしれません。
〇目のトラブル
視力が低下したり、かすんで見えたり、眼球が傷ついたり、歪んだりと「見えにくい状態」が起きるとき、心の中では「もうこれ以上、見たくない」と感じているのかもしれません。
目の前で起きている現実や、他者のふるまいを、ありのまま見ることに抵抗があったり、無意識の恐れがあったりするときに目に諸症状が表れるでしょう。
本当は見たいように見たいし、見たくないものはできることなら避けたいのです。その思いが視界に翳りを創り出しているのかもしれません。
ひとつには「もう、すっかりうんざりしていること」を認める必要があるでしょう。いやいや見るのではなく「もう、イヤなのだ」と認めてしまうことです。
そうすると、どこか醒めた目で、達観して現実を見ることができるようになるかもしれません。あるいは本当に関わりたいこと、見たいものが、もっとはっきりしてくるでしょう。