【満月】2023蟹座満月★本質には忠実に、周辺は柔軟に | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

12月27日9:34に今年最後の満月です。

 

年末年始を迎えるのにふさわしい蟹座の月。晴れたら夜に美しい月を見ることができそうですね。

 

最近はすっかり簡略化されてきましたが、少し前まではお正月になると、家のあらゆるところにお供えをして、神さまと共に新しい年を迎える準備をしていた時期です。

 

私は花屋の娘でそれを売る側にいたのですが、バブルの頃の飛ぶようにお正月飾りが売れた時代が懐かしいですね。

 

お正月飾りのひとつに「ユズリハ」がありますが、ご存知のようにこれは新しい葉が出てくると、古い葉が落ちるため、新旧交代のシンボルです。お正月の縁起物ですね。

 

今回の満月図と見ていたら、なんとなく「ユズリハ……」というイメージが湧いてきました。

 

 

毎年くり返される行事こそ、時代の流れの中で、その習慣がすこしずつマイナーチェンジされていきますが、2024年のお正月もまたそんな節目となるでしょう。

 

伝統は引き継がれていく過程で、常にその時代に沿った新しい要素が付け加えられていき、代わりに何かが手放されていきます。長く続けられているものほど、その時々の時世に合わせて合理的に進化してきているでしょう。

 

残すものと改めるもの。本質には忠実に、周辺は柔軟に。

 

今回の満月図ではそれが家族や地域文化の中に色濃く表れるような感じがします。

 

新しい世代や価値観が台頭する過程で、取捨選択があり、代を超えて引き継がれるものと変わっていくものとがあるでしょう。

 

これまでの形式が新しい形式に移行していくような、新旧が入り混ざるお正月となるかもしれないですね。

あなたが中心において、守っていきたいものは何ですか?

 

新しい価値観ややり方に変えていきたいものは?

 

そんなことを、さまざまな状況の内に見出していく蟹座の満月です。


ご家族やお友達と、あるいはひとりでゆったりと、健やかな年末年始をお過ごしください。