2023年1月7日8:07に蟹座の満月です
新年最初の満月のテーマは『改良と再調整』ちょうど木星の新しい周期の始まりに、アップデートのタイミングがやってきました。
これまでのやり方を、もっと効率的かつ洗練された形に進化させること。
これは水瓶座時代の主題でもありますね。まもなく冥王星が山羊座から水瓶座へと移りますが、これは本格的な地から風への変遷でもあります。
しかし「すべてが変わっていく」と、情報として知っていても、確信が持てず、なかなか実践できないこともあるでしょう。
ここでは、慎重さと大胆さという相反する要素を、どのように自分の中でバランスをとっていくのかというテーマが含まれます。
保守性と先進性、見えるものと見えないもの、慣れ親んだやり方と新しい考え方、過去からやってきたものと可能性からもたらされたもの。
異なるふたつのものを、どれくらい取り込んで日常の中で実践するのか……調整、改良、また調整といったくり返しをするのに、最適な時期といえるでしょう。
先日、牡羊座に入った木星は5月17日に牡牛座へ抜けると、その後はもう牡羊座へ戻ることはありません。12星座のトップバッターである牡羊座は斬り込み隊長ですね。
これから始まる新しい物語のために、幕をあけて、道をひらくときです。
この木星のサイクルは2034年11月に完了しますが、ここからの12年は冥王星水瓶座時代のサイクルでもありますね。
円になっている12星座のサイクルは、決して同じところをぐるぐるとまわっているわけではなく、螺旋階段のように、周回を終えるたびに上昇していきます。
同じようでいて、決して同じときは二度とないわけで。
この流れの中でこれまでやってきたことを、どんな風にアップデートすることができるのか。
蟹座という、私たちの日常的な毎日を、少しずつ改良していくときです。
それは働き方や家事のスタイルといった目に見えるものもですが、人とのつながり方、自分の整え方、どんな風に感情を表現するのか、どんな風に時間を使うのか、オンとオフのメリハリや、その背後にはどんな考えや価値観があるのかといった、見えない部分の改良や調整が含まれるでしょう。
現実を創り出しているものは、目には見えない意志やアイデアや感情の働きで、そこが滞りなく、流れているほど、思いを実現させるスピードが増していきます。
現実をグッとスピーディーに動かしていくための改造ともいえますね。そのために、背後にあるものをしっかりと見て、何が自分を押し留めて、どんなものが複雑にしているのか、一度すべてオープンにしてみるといいかもしれません。
思いを残すことがないように、やりたいことをすべて体験できるように、時間とエネルギーの使い方を整えるような、人生の基盤をアップデートする、蟹座の満月です。