先日、梅田でお茶していたら、急に8ハウス研究会のシーズン1でザビエが話していたことを思い出して、検証したくなりました。
それは「7ハウスで出会った男女が、どのように8ハウスで結ばれて、9-10-11-12ハウスの時を経て、出産(上昇宮)に至るのか」といった趣旨のものです。
検証の結果、ものすごく個人的なプロセスだったので、ブログに載せることをためらったのですが、ためらい以上に「面白いので、みんなもやってほしい!!」という気持ちが上回ったので、書いてみることにします(笑)
自分のチャートでなぞらえてみようかと思ったのですが、妊娠期の母の心境を確かめていないので、自分の記憶をたどって、私が妊娠したときのことを息子のチャートで振り返ってみようと思います。
まず7ハウス。もともと4年ぐらい友人だった旦那と、青天の霹靂のようにあるとき、付き合うことになりました。コミュニティ仲間と唐突に…というところに、水瓶座+天王星というのは、無理やりでしょうか(笑)
性的な関係を象徴する8ハウス。惑星は入っていませんが魚座です。自分が妊娠したタイミングをよく覚えているのですが、あの日はなんとなく盛り上がってしまい、なんとなく避妊しないまま、流されてしまったのですよ。ムーディーな夜です。ものすごく魚座っぽいですよね…(汗)
その妊娠を本人が認知するというのが9ハウスになります。こちらも惑星は入っていませんが、牡羊座にあります。まったく思いもよらない新しい展開と衝撃です。
流された自覚があったので、そういう意味では思いもよらないわけじゃないのですが、なんせ当時の私たちは結婚しておらず、この数日前に「まだ数年は結婚はないね」などと話していたばかり。
その衝撃っぷりが、火星と冥王星が合の4ハウスに表れていると思われます。妊娠を認知した私は混乱してどうしたらいいのか、途方に暮れたのですね。
しかし3日後には話し合いの末「結婚して産もうじゃないか」ということになりました。この速さも牡羊座って感じです。そこからは怒涛の展開でした。
9ハウスで妊娠を認知すると、そこから妊娠期を約2カ月ずつ、9-10-11-12の各ハウスに該当すると考えられます。
9ハウス牡羊座で結婚することに決めて、怒涛の展開のちょうど2カ月後、すなわち10ハウスに入った頃に入籍しました。まさに牡牛座(笑)
10ハウスに双子座の金星と土星が共に入っていますが、それぞれ実家にいたのを新たに家を借りたり、家具を揃えたりしながら、実家と行ったり来たり、仕事もフルで続けていました。当時の社長に「子どもを産むので、より一層、頑張って働きます!!」と宣言もしました。責任感満載の土星10ハウスです……。
華やかな11ハウスは双子座カスプで水星・木星・太陽と揃い踏み。この期間、妊娠6カ月を過ぎた頃にちょうど結婚式を挙げています。親族・仕事関係者と大勢のお友達が集まってくれて、人生で最大のセレブレーションでした。
仕事もめちゃくちゃのっていて、J-Phoneで自分の名前を冠した占いコンテンツがスタートするなど、妊娠中と思えないほど働いていました。まあ、そもそも妊娠は想定外ですし……しかしJ-Phoneって懐かしい…。
12ハウスは妊娠後期の最後の2カ月にあたる時期ですが、この期間の母親の状態って、かなりセンシティブですね。12ハウスはご存知の通り、私たちの無意識の状態と通じるものがありますが、その根っこにあるのは、母親の妊娠直前の状態とシンクロしているっていうことです。
息子の12ハウスは空ですが、蟹座カスプです。結婚式のあとにふたりの生活が始まって、おままごとのように楽しい日々でした。しかし蟹座を支配する月が6ハウスの山羊座にあり、これは出産直前まで仕事していた、私の状況そのものですね……(汗)
そしてASCに至って出産!!というわけですが、獅子座ASC・太陽は蟹座を象徴するかのように、朝から家族や友人たちが病院に来てくれて、出産したばかりの私は早速子どものチャートを作って、この上ない多幸感に包まれていました。
細かいことを挙げると、更にいろいろと見てとれるものがあるのですが、お子さんのいる方はぜひ、彼らのチャートを読みながら、ご自身の記憶をたどってみてくださいね。
また、私もやってみたのですが、自分のチャートをもとに、母の心境をなぞらえてみるのも面白いと思います。母親のチャートも脇に置いて、性格を考えながら、なぞらえると、いろいろなことがわかるかもしれないですね。あ、この時期に何か事件があったな、とか。
母親の妊娠中の心境と状況とか、チャートの7-12ハウスの星たちに表れているとして読むのは、とても興味深いです。どこかの研究会などで、やってみたいと思います。