8ハウス研究会が始まりました | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

8ハウス研究会が始まって、先日、第一回目が無事に開催されました。

 

どれくらい集まるのかな~と思っていたのですが、蓋をあけてみると、31名の方が集まってくださって、8ハウスにダイブしてみよう!!という、有志の皆様方にはほんと、感謝しかありません。あと5回、更なる未知への旅を掘り進めていきましょう~!!

 

始まったときは、みなさんもそうだと思いますが、すこしの緊張と好奇心のワクワクが入り混じった感じで。それがのっけからのザビエのレクチャーと探求するテーマが、なかなか飛ばし気味で「おお!!」と圧倒されると共に「なるほどな~」と何度も感服させられました。


1回目のテーマは8ハウスにまつわる「タブー・恥・罪悪感」だったのですが、これは私たちが深く人と関わるときに、内側から呼び醒まされる強い欲望や衝動に対するものとして、ですね。誰かと深く関わると……それは恋人であれ、友人であれ、親や、先生や、先輩や誰との関係においても起こり得ることですが、時に自分の内側から相手を思うように動かしたい、支配したい、相手とひとつになりたい、あるいはこの人が消えればいいといったような、原初的かつ衝動的な深い感情が起こることがあります。


これは強弱があっても、すべての人間に備わっている感情であり、この感情に対して「犯してはいけない」「殺してはいけない」「他者を肉体的にも精神的にも傷つけてはいけない」といったタブーが、あらゆる文化圏において作られるわけです。


しかし、これらの感情がタブーだからといって「ないことにして抑え込む」と、むしろ無意識のうちに、ここにまつわるトラブルが引き起こされることがあります。わかりやすいのは投影で、他者から狙われたり、憎まれたりする形で起こることもあるでしょう。何もしていないのに、それが起こるとしたら、唯一の原因は「自分の衝動を隠している」ですね。だから人と関わりたくない、深入りしたくないと思うようになる人もいるかもしれないですね。

 

「このエネルギーを抑圧するのではなく、責任を持つことだ」というザビエの言葉が刺さります。まさにタロットの大アルカナの⑧「強さ」のカードそのものですね。

 



自身の内にある強い強い欲望や衝動といかに付き合うか……ここを入り口として、テーマはさらに奥地深くへと進んでいくのでした…(笑)

 

問いかけも1回目にしては、なかなか刺激的なものだったので、びっくりされた方もいらっしゃったかと思いますが(私も「飛ばすね~!!」というのが最初の感想でした(笑))、実際にセルフ・インクワイアリ(自分への問いかけ)のワークをして、内側から湧いてくる言葉を語っていると、いかにたくさんの傷がそこにあったのか、強すぎる衝動との付き合い方に振り回されてきたのか、その扱いを誰も教えてくれなかったゆえに失敗を重ねて極から極へと渡り歩いてきたのかということが、よーーーーくわかって、その頑張ってきた自分が愛おしくも感じられました。

 

話しているうちに感情があふれてきて、胸の奥から何かが呼び醒まされるようなざわざわした感覚が翌日の午後になっても残っていました。ちょうど翌日の夕方が12ハウスの月食の満月のタイミングで、過去においてきた自分の感情とめぐり合うのにぴったりの機会で。
 

情熱を持て余して、自身の炎に焼かれるような思いをしょっちゅうしていた若い頃の自分を、迎えに行ってあげたような、そんな1日を過ごしたのでした。

 

ああ、良いワークだなあ(笑)