プルトンが真実を明らかにする | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

昨日は8ハウス研究会の説明会に大勢いらしてくださって、どうもありがとうございました!!

 

実際に研究会が始まるのは11月からですが、8ハウスのテーマについて、どっぷりと日常で語る機会って、そうそうありませんから、ぜひ、8ハウスを深めたい方はご一緒いたしましょう!!

 

来週はオーラソーマティーチャーのまりちゃんとコラボで、室蘭で2日間でプルトン・セレス・ペルセポネと2022年の星のめぐりについて、星と色から探求するという盛りだくさん企画です。

 

私は占星術の視点から探求するテーマを投げかけるつもりですが、ここのところ連続でセレス→ペルセポネ­ー>プルトンというオーラソーマのボトルが生まれたということは、いまの時代に私たちが、これらの星たちをもっと人生にもたらすことが大切なのだろうなと思います。

 

セレスにセルフラブと関する星ですが、まずこの自分自身に対する愛や思いやりや繊細な配慮を持つことで、内側に意識の広がりやスペースを作り出して、そこからペルセポネとプルトンという地下世界の夫婦を解放することに取り組む必要があるのでしょう。

 

 

プルトンという名前はギリシャ語の「富める者」を意味しますが、地下に眠る鉱物資源はすべて冥王のものだということですね。私たちの内側に眠っている埋蔵金でもあります。

 

彼は姿を消すことができる隠れ兜を持っているため、その姿を見ることができません。そのため私たちは冥王星から強い影響を受けていながらも、なかなかそのことに気づけなかったり、見過ごしてしまったり、語ることが難しかったりします。ほんと、8ハウスはこれですよね。

 

プルトンの神話といえば、ペルセポネの略奪婚が有名ですが、それを推奨したのがペルセポネの父であるゼウス(木星)であることからわかるように、当時の倫理感では、それはアンモラルなものではなかったようです。むしろ「相手の父親から娘を奪えるぐらいの強さがなければ」と歓迎されていたむきさえあったようです。

 

そのような強引過ぎる力が冥王星にはありますが、自分の冥王星が配置するハウスの事柄に関しては、8ハウスのように語りがたいもの、気づきにくいものがあり、そして同時に「支配するか / されるか」という極端な体験をすることが多いかと思います。自分がそれをどのように扱っているのかということに自覚することが第一歩でもありますね。

 

冥王星は深い洞察を表すため、自分にとって真実でないものを解体し、必ず新しいものに変容させていきます。時間がかかるけれど、本当に大きく人生を脱皮させる星ですね。

山羊座に冥王星が滞在している現在は、私たちの社会的な活動が、自分にとって真実であるかどうか、見極められるときといえるでしょう。