【春分】2021春分★小さな意識が世界を変える | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2021年3月20日18:37に春分です虹

 

占星術の世界では12星座がスタートする春分が1年のはじまり。この瞬間の天の星の配置から1年の流れを読み解くことができます。

 

ほとんどの星が西半分に集まっている2021年の春分図は、上昇宮が天秤座ということもあり、この1年のあいだ、外で起こることに合わせてバランスをとっていく必要がありそうです。新しい考え方、新しいやり方、唐突に始まるものなどを、家や学校や職場や公共の場において、柔軟に対応していく必要があるでしょう。

 

そして内面的にはとても繊細な感じがあって、より"意識していること"が大事な感じがするんですよね。意識に見ること、意識に心がけること、意識して取り組むことなどが、とても大事な感じで。風のグランドトラインがあるので、忙しくなりそうですが、その忙しさにバタバタと振り回されていると、ただそれだけでいたずらに時が過ぎてしまうようにも思えます。

 

木星と土星が水瓶座に入っているこの1年は、日常の構造を変革するときなんですね。日常の構造って、日々のルーチンの構造で、毎日どんなことをして過ごしているかという習慣や行動やその前提となっている価値観なんですけど、これって意識しないと、なかなか変わらないものです。

 

ビジネスとか引き寄せとか自己啓発の本や動画を見ていると、言っていることって基本的になんでも意識と習慣を変えることなんですよね。どんな学びであっても、そこから気づいたことを何かひとつでもルーチンに取り込めば、その積み重ねでそれなりに変化していくし、その瞬間に何か学んだ気になったとしても、何も取り込まなければ、何も変わりませんね。

 

 

これって2021年のひとつのトピックスでもあるのかなと思うのですが、天秤座の上昇宮は対人関係を通して自分を表現していこうっていっているんですね。正直に自分を見せて、意志を伝えて、感情を出していく。そして相手のそれも受け入れて、そのあいだのバランスをとっていく。自分の所属している職場や学校や活動拠点において、です。これって時と場合によってはすごく難しいですよね。自分のことをわかってくれる人にはなんでも言いやすいけれど、つい、私たちは場の雰囲気に合わせて口を閉じたり、本心をごまかしてしまったりします。

 

それが長年の過去からもたらされたパターンでもあるわけなんですが、そこに切り込んでいこうというときでもあるんです。水瓶座って、どれだけやっていることと本心の差をなくすことができるのかという星座でもあるんです。そのためには繊細に「あ、いま流したな」とそういうことに気づいている必要もあるし、自分の本心や前提となっている価値観も知っておく必要があるわけですね。

 

ですから自分を見て、掘り起こして、解放していくこともしていくわけですが、そこにはがっちりとセキュリティロックがかかっているケースもあります。だって内側を覗いてしまったら、隠しておきたい自分が出てきたり、感じたくないものが出てきたり、そしてエゴの嫌いな"変わること"もしなくちゃいけなくなるかもしれない(笑)


変わりたいけれど、変わりたくないというジレンマが常につきまとう2021年(笑)  私たちは変わりたくないんですよ。ずっと何も起こらず平和なままであってほしい。でも一方でたましいは成熟したい。もっと自分の持っているものを外在化したい。

 

そのジレンマを超えるのは、やるのか、やらないのかというだけでもあるんですよけどね。変えようとすると、風の時代は本当に速いんだと思うんです。いつもより繊細にいろいろなことに気づけるわけですから、意識を変えて、習慣を変えて、風向きが変わり、つながりが広がって、いろいろなことを少しずつ実現していくことになります。

 

変わりたいと思いつつ、変化に抵抗する場合はいろいろな決断を先送りにして、目の前の忙しさに追われるだけとなるかもしれません。そこには個体差があって、変化しなきゃいけないということでもないのですが、天秤座が私たちに伝えている、もうひとつのことはタイミングなんですね。出産が早すぎても遅すぎてもうまくいかないように、木の枝が成長して、芽をつけて、花ひらき、実を熟して、枯れていく時機があるように、人生の流れの中で為すべきことを為すタイミングを見定めてバランスをとるということも、天秤座が助けてくれることです。

 

若くないとできないこと、成熟してからでないとわからないこと、体力が充分にあるうちにしかできないこと、精神性が高まったからこそできること。それが自分にとってはいつ、何をすることなのか。そのタイミングを知ることも必要なんだろうなと思います。

 

 

風のグランドトラインが、何事もみんなで分かち合って、協力して、解決していこうという流れをうながしています。風の成熟って集団的知性だと思うんですよね。エクスペディアとかオープンソースとか、そうだと思うんですけど。みんながそれぞれの個性的な見解から意見を出していくことで、最適解が生まれていくような。みんなで研鑽し合って、より良いアイデアが創出することだと思うんです。

 

だとするなら、家でも会社でもグループでもどこでも、属している全員で解決していくことができるわけです。誰かのアイデアが別の誰かの知的刺激になったりすることって多々ありますね。でもそれを実現するには全員が正直にそこにコミットして、協力して、しっかりと意志を表現することが前提となるわけです。そして同時に相手の話を、自分の意見を脇において最後まで聴こうとする意志も必要なのです。

 

これって、すごく難しいですよね。風の時代のはじまりはここからやっていかなくちゃだなあって思うんですけど。山羊座の冥王星が4ハウスにあって、家系や地域や集団の歴史からもたらされた古い因習を変えていくときなのですが、それはあまりにも精妙に個人の人生のパターンに織りこまれているので、そこを見よう、気づこうと意識しなければ、いくらでもやり過ごせてしまうし、簡単に地の時代の「忖度と長いものにまかれるパターン」に戻ってしまうわけですね。

 

意識することが大事だと冒頭に書きましたが「なぜそれが起きているのか」「なぜいつもこう反応するのか」「どうしてここで抵抗が起きるのか」といったことを注意深く見ることが、パターンから離れるための第一段階で、そこから自分が何を大事にしているのかというニーズに気づくのが第二段階。そして、そこから自分のニーズや思いを実現させるように働きかけるのが第三段階です。

 

私たちがどんな人生を送るのかは、毎日をどのように過ごすのか、何に意識をおいて、何に時間とエネルギーを使うのかを、どんな風に個々がデザインしているのかによって決まります。そのデザインを意図して創るのか、何もせずに放っておくのか……人生を創造するということは、日々の小さな積み重ねから生じることなのだと感じる、春分図でした。

 

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【2021年春分から読み解く・とても大事な7つのポイント】というのをYoutubeにアップしてみました。よかったら合わせて観てください。つらつらと↑に書いたようなことを、ポイントを絞って喋っています。

 


そして春分の夜にオーラソーマ・ティーチャーのまりちゃんとClubhouseで喋ります!! 『春分スペシャル:好き勝手に喋ります・春分の裏テーマ』ということで、こちらでは奔放に春分図からひらめいたことをタイトル通り、好き勝手に喋る予定です。

 

3月20日(土)21:30からです。ぜひ、聴きにきてください!!
 

 

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