2020年9月22日22:30に太陽が秋分点を通過して、秋の3カ月が始まります。
ここは大きな変容の節目となる3カ月でもありますね。
というのも3カ月後の冬至では、その直前に木星と土星が共に水瓶座に入宮するため、すでに新しい風が吹き始めているのです。
木星と土星がぴったりと重なるグレート・コンジャンクションは20年に1度の
現象ですから、20年前からの流れの最後の3カ月ともいえるし、同時にグレート・ミューテーションの流れでいうと200年周期のフィナーレの3カ月ともいえます。
200年に1度の大変容を表すグレート・ミューテーションについては、詳しくはこちらを。
https://ameblo.jp/light-side/entry-12591111749.html
これから私たちは風の時代に突入していくことになりますが、それはすなわち多様性の時代であり、選ぶことのできるチャンネルが果てしなく増殖するということでもあります。
オンライン番組やYoutube動画を果てしなく大量に選べるように、生き方、働き方、人間関係や結婚スタイル、子育ての方針、お金の稼ぎ方や使い方など、型に
ハマッたものではなく、自由に多彩なものから選べることでもあるし、創り出せるということでもあるでしょう。
でも、それはそんなに簡単なことではありません。
今までの常識とは異なるルールに社会が移り変わっていくときに、過去の記憶と経験がその邪魔をするかもしれません。
「自由にやっていい」といったところでやり方もわからないし、どう表現していいかもわからないし、何をしたいのかもわからないかもしれないし。
やったところで誰も反応してくれないかもしれないし、そこには保証も見返りもないし、それでどうして「自由に生きていい」と信じられるのでしょうか。
水瓶座は11番目の星座で「進化した山羊座」とも言われる星座です。
山羊座が進化するためには、ポケモンが進化するときには前の形態が極まっているように、山羊座がマックス状態であることが前提かもしれない……と思うと、そう簡単ではないのかもしれないな、と感じます。
何をするのか自分で決めて、それをどう表現するのか自分で創造して、それを分かち合う仲間を探してつながって、そこで勇気を出して自分を表現して、それもみんなが求めているものでなければ必要とされないかもしれないし。
その人の個性と魅力が輝いていないと、見つけてもらえないかもしれません。
ふう。大変だ(笑)
うまくいくもいかないも自分で責任を背負って、傷ついたり落ちこんだりすることもそこにはあるし、それでも自分を奮い立たせて進まなければならなくて……山羊座のテーマである「自立」がさらに進化したものが、水瓶座にはあるのだなと思います。
この秋の3カ月の星を見ていると「自分で自分を活気づける」「自身を愛で満たして心を安定させる」というテーマが大きく横たわっているように感じます。
そしてこのテーマそこが、水瓶座の時代を生きるためのコツでもあるのかなと思います。
「自身を愛で満たして心を安定させる」ために友だちを励ましたり、勇気づけたりするように自分を扱ったり、友だちにプレゼントをあげるときに「何をあげたら喜んでくれるかな?」と、相手のことをじっくりと探るように自分のことをよく知ることでもありますね。
ある行為や物や場所が好きなとき、そこで何をしているときがしあわせで、どんな風に充実しているのか。
人との関係の中で何が起きているときに喜びを感じて、自分は何をしてあげているのか。
自分の内側からやる気や意欲といったエネルギーが立ち昇ってくるのはどんなときで、それはどのように表現されているのか。
私たちは自分を知らないし、本当の意味で知ることなど、とてもできないのだけど。
それでも内側から喜びが湧いてくる瞬間、愛を感じる瞬間、力が満ちてくる感覚、確信をつかんだときの感覚といったものを体験したことが何度もあるはずなので、どちらかというと「考えて知る」というよりも、自分を観察して、いつどのようにエネルギーが内側で動いているのかを見る方が、自分のことがわかるかもしれません。
私たちの身体の中心にある心臓は、言うまでもなく命の源です。
私たちが思考ではなく、感情でもなく、その奥にある心臓としっかりとつながっているとき、そこには直観があり、力が湧き上がってくるのを感じるかもしれません。
「胸に手をあてて考える」と言うけれど、本当にどうしたいのか、私たちは知っています。
それに従うと力が湧いてきて、それを隠すと力も抑えられるのでしょう。
でも、自分の真実だけを選択することって、とてもむずかしいじゃないですか。
特に自分がこれまで「こういう風にすれば社会や人とうまくやれる」「折り合える」と身につけてきたものと、真実とが相反するとき、どうしても迷ったり、過去に結果が出た方を選んでしまうことって、起こると思います。
だから水瓶座の時代って、そんなに簡単ではないなとも思うのです。
過去の自分をくつがえす。瞬間毎に自分の中心から「イエス!」というものだけを選びとって、クリエイトする。
それを日常の小さなことから始めていって、そして「自分で自分を活気づける」
という体験を積み重ねていく秋の3カ月。
自分の中の矛盾も葛藤も、すべて感じて味わい尽くして「私を生きる」という挑戦が始まっていく、秋の季節です。
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