2018年12月7日16:20に射手座の新月です
木星が入宮して、これからまさに盛り上がろうとしている射手座の新月。
わたしたちを成長に導き、大いに飛躍させる木星が、本来の定位置である射手座を活気づけています。
木星射手座イングレス
https://ameblo.jp/light-side/entry-12417027515.html
これからの時期に木星を使いこなすためのコツを、いまひとたび、射手座の働きから振り返ってみましょう。
射手座は火のエレメントに属し、わたしたちが成長していくことをうながすサイン。成長するためには、しっかりと目的を意図することが大切です
何を成長させたいのか。
技術なのか、知識なのか、収入なのか、丈夫な身体なのか、心地よい関係なのか、安定した心なのか……。
「これをするぞ!!」と、ケンタウロスの矢を向ける方向を、しっかり定めておくと良いでしょう。
射手座の持っている質は、余裕であり、おおらかさ、ドーンと受け入れる器量や楽天性ですが、これが裏目に出ると、傲慢さやいい加減さにもつながります。
「1杯飲んじゃったから、2杯でも3杯でもいいか」とか「ダイエットは明日から」とか「もう遅れちゃったから、休んでもいいか」といった、ルーズさやだらしなさも増強しやすくなるでしょう。
意図して「これをするぞ」と決めておかないと、果てしなくダラダラしてしまったり、面倒になって先送りしてしまったりということも起こりやすい時期です。
射手座を活かすコツは「すぐ動くこと」そして「動きながら考えること」
一度決めたら、あまり考えて、練り込まない方がベターです。
とりあえず動き始めて、やりながら考える。
「できるかな」とか「これで合ってるのかな」と、動かずに考えていると、どんどん混乱してきて、何がしたかったのか、本当にそれがしたいのか、わからなくなりやすいでしょう。
合っているのかどうかはわからないけれど、ピピッときたら、とりあえず動き始める。
そしてやりながら何かが違うと感じたら、その都度、直感に従って修正していくということが射手座的といえるでしょう。
新月となる射手座の太陽と月が、魚座の海王星と90度の角度を作ります。
またこの新月の数日後には木星と海王星が同じ角度を作り、これが2月半ば頃まで続くことになるでしょう。
これはある意味、この冬を象徴する配置のように感じられます。
この星がどんな影響をもたらすことになるのか、わかりやすくポジティブとネガティブという言葉を使って表現してみます。
(実際の星の影響にポジティブネガティブもないのですが、ここでは仮にわたしたちの社会通念上、実益をもたらすものをポジティブ、損失を生じさせるものをネガティブとしてみます)
ポジティブな面の影響として、ずっと憧れていたこと、こんなことができたらいいなと思ってきたことを実現させるチャンスのタイミングです。
仕事でも、学びでも、個人的なことでも、思いきって理想に向かって大きなチャレンジをして飛びこんでみると、そのジャンプをした分だけ、何かしらの手応えが得られるかもしれません。
旅に出たり、探求したりすると、より深いところまで到達して、いつになく自由で解放されたかのような感覚が得られることもあるでしょう。
このように星を活かすためには、自分なりのこの冬のチャレンジ・ポイントを意図しておくと良さそうです。
自分に希望とチャンスを与えて、自分自身の手で、自分の背中を押しましょう。
ネガティブな面の影響として現れる可能性があるのは、現実逃避と情緒不安定さです。
自分のしたいことや、やっていることに確信が持てず、自信を失い、何か間違っているような気分になることがあるかもしれません。
あるいは何もかも面倒くさくなって放り出したくなり、ずっと寝ていたい、自分や他者と向き合いたくない、ここではないバーチャルや情報の世界に浸っていたい、といったような気持ちに駆られることもあるでしょう。
頭でわかっているけれど、考えることが面倒だったり、何も考えられなかったりして、人から求められる最低限のことだけをこなし、自分で自分を世話する気力もないといった感じです。
こういったことは今の仕事や環境や関係に苦しさを感じていたり、自分の中にあるものを認めたくなかったりすると起こるかもしれません。
自分でどうしていいかわからず、他者に救いを求めることも起こるため、詐欺や詐欺まがいのものに引っ掛かりやすくなることもありそうです。
もし、このようなことが起こったら、思考や感情に意識をチューニングすることをやめて、身体にフォーカスすることが対策となるでしょう。
細かい手作業をしたり、集中して運動したり、本を読んだりと、いまここに身体が根付いていないとできないことをすると、自分を取り戻しやすくなりそうです。
天王星が牡牛座に入り、山羊座の土星が冥王星に近づきつつある影響で、多くの人たちがこれから先の働き方やお金の稼ぎ方に迷いを抱きやすい時期です。
社会性とお金……このふたつの価値観が大きく変わり、自分にとって最もしっくり生き方を誰もが探し求めている時期ともいえるでしょう。
変わりたいけれど、どうすればいいのか先が見えずに、不安定さを抱えている人もいるかもしれません。
わたしたちは通常、自分の知っている範囲から最良のものを選択していきます。
ふたつしか知らなければ二択で選び、三つであればその中から、四つあれば四つの中から最善を選ぶことになるでしょう。
今回の新月の時期は視野を広げて、いろいろな人たちの多様な生き方、働き方を知るのに適しているようです。
さまざまな人たちの話を聞くことで、自分ひとりでは思いつかなかったような多彩なアイデアや生きる上での価値観が見えてくるかもしれません。
来年2019年には、いろいろなことがしっかりと定まってくる可能性があります。
自分のなかで何かを決断する前に見聞を広げて、柔軟性も鍛えておくと良いかもしれません。
ありとあらゆるすべてのものを見たうえで、最も自分に適した場所を探し出す……わたしたちの可能性を解き放ち、大いに飛躍させる射手座の新月です。