2019年1月4~6日に熱海にて、リトリート型のワークショップを開催します
https://ameblo.jp/light-side/entry-12418932059.html
今回のリトリートのなかでは、ネイタルとドラコニック、更にプログレスという三つのチャートをいろいろな角度から探究するのですが、その違いについて、ちょっと説明してみようと思います。
占星術というのは、天の星の配置から地上で起こることを読み解くもの。
個人でも法人でも社会でもどんなものでも、あてはめて考えることができます。
星を見るとき、まず必ずチェックするのが、出生時の天の配置です。
これは個人でも法人でも何か起こった出来事を読み解くときでも変わりません。
生まれた日にちと時間、生まれた場所から見えた、天の星を記したものをネイタル・チャート(出生図)と呼びます。
わたしたち人間の本質は愛であり、光であり、希望であり、意志であり、やすらぎであり、力であり、喜びです。これは全員が共通しているものです。
ネイタル・チャートはそれを顕現させるための地図と言えるかもしれません。
何をしている時が幸せで、どう過ごしていると平和で、どのように愛されていると満ち足りて、何にチャレンジすると力が発揮できるのか。
12の星座と、10の惑星たち、12のハウスはわたしたちが自分の本質として生きるためのヒントを記してくれています。
星座占いというと性格を示しているように思われることが多いのですが、わたしたちの本質は全員が共通して愛や光や喜びや力であり、それらを最も発揮しやすいやり方が示されているというイメージです。
出生図にはすべての星座が描かれていますので、全員が12星座の質を持っていて、どんな状況、どのような時に、どうふるまうのか……ということが異なるともいえるでしょう。
そういった意味において、ネイタル・チャート(出生図)は、わたしたちの人生をもっとパワフルで有意義にするための宝の地図です
探求は尽きることなく、ネイタル・チャート(出生図)についての理解と実践を掘れば掘り下げるほど、わたしたちはもっと愛と喜びと力に満ちて毎日を暮らすことができるでしょう。
ドラコニック・チャートというのは通常の占星術ではあまり使われることのないチャートです。
出生図に描かれるドラゴン・ヘッドの配置に牡羊座の0度を合わせて、周りの星座帯をぐるりと回転させることで導き出します。
ドラゴン・ヘッドは太陽の通り道である黄道と、月の通り道である白道の交点を示しているのですが、太陽と月が出会う場所というのは、わたしたちのたましいが地上の環境と肉体の中に封じ込められ、定着するところ。
これは、ある意味、わたしたちのたましいの本質である「生きる喜び」を地上で実現するためのヒントが記されているチャートとも言えるでしょう。
ドラコニック・チャートはネイタル・チャート(出生図)の背後にあって、わたしたちが生きる喜びに近づくためのやり方と方向性をダイレクトに示しています。
わたしのこれまでの経験においては、ネイタルとドラコニックの二枚のチャートを重ね合わせた時に出現する、ふたつの太陽、ふたつの月といったポイントが、自分自身を理解するための強力な手がかりになっていると感じます。
例えば、わたしの出生時の太陽は蠍座にあるのですが、ドラコニックの太陽は水瓶座。
目には見えない、人の心理や神秘的な事柄の深みを見て、解明することは蠍座の喜びですが、それを分かち合う仲間を広く求めていき、理解したものを論理的に並べて、言語化し伝えていくというのは水瓶座の喜びです。
そのふたつが満たされた時に、わたしは強い充実感を得て、喜びと共に「さらに探求するぞ」というパワーが湧き出してくるのを感じます。
ありがたいことに今のところ、そのようなやり方ができているので、忙しいけれど、楽しく元気に過ごしています。
さらに新年スペシャルとしてプログレス・チャートを活用しようと思うのですが、これはわたしたちの日々の歩みと共に成長し続けていくチャート。
わたしたちは決して同じ毎日を繰り返しているわけではなく、同じような毎日のなかで、日々成長しています。
その時々の歩みと成長を示しているのがプログレス・チャートであり、ここから「2019年という1年に限定した、自分の充実につながるためのヒント」を読み解いていく予定です。
12星座360度の1度ずつに意味をもたらすサビアン・ワードも取り入れて、これら、三つのチャートをただ知識として学ぶだけではなく、自分自身の生きている現実の中でどのように活かしていくのかということにまでグッと落とし込んでいくリトリートです。
忙しい日常から離れて、心身に溜め込んだ澱を手放し、静かに自分の内なるスペースとつながって、もう一度、愛と喜びを取り戻しましょう
ご自身のための滋養となる、とてもスペシャルな時間です。
熱海リトリート
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