先日、占星術でファミリーヒストリーを読み解くワークショップというのを東京で開催して、それはそれは数々の気づきがありました。
子どもの頃に体験した親や兄弟姉妹や祖父母との関係における「なんなのだ!?」という謎が、星を並べてみることで、不思議と紐解けるものがあるんですね。
また、実体験をみんなにシェアしながら、客観的に親の行動を占星術から見ることができると、いろいろな発見や気づきがあります。
わたしたちはどうしても近い関係のなかに自己投影して「こうであってほしい」と理想を抱きやすいものですが、個々が独立した意志と人格をもっている限り、なかなかそうはいかないものだと実感いたしました。
現在、天の木星が天秤座に滞在していて、まもなく秋になると蠍座へ移動しますが、これはいずれも関係性におけるわたしたちの学びや成長や気づきを示している配置です。
自分がなにを大切にしていて、どんな価値に基づいて行動しているのかを理解したうえで、相手の価値観も受け入れると、そこからおたがいに学び合うものが多くなるかもしれません。
8月と9月に広島と熊本で、関係性に焦点をあてた占星術のワークショップを開催します
天秤座から蠍座へ移動する木星と愛と関係性の占星術
天上の星たちのめぐりは、地上のわたしたちの営みと共鳴しています。
天をめぐる星々の動きから、地上で起こることを読み解くのが占星術の世界。
昨年9月から2017年10月まで、天の木星が天秤座に滞在しています。
そして10月になると今度は2018年11月まで、木星は蠍座時代を迎えます。
天秤座と蠍座は12星座でも関係性を象徴するサインであり、わたしたちと外側の世界との架け橋となる星座。
対人関係と、そして相手の内に見る、光と影の象徴でもあります。
今回のワークではまず、2017年の秋以降どのような星のめぐりとなり、どんなことを意識して過ごせば良いのか、お話したいと思います。
特に木星の滞在する天秤座と蠍座が、みなさんのチャートにどんな影響を及ぼしているのかを読み解いていきましょう。
それから、この星座が司るわたしたちの関係性について、占星術の観点から切り込んでみたいと思います。
対人関係があらゆる物事の発展のカギとなる時期ですから、大勢の人たちと心地よいパートナーシップを意識して築いていきたいとき。
しかし、わたしたちにとって関係性は、仕事でもプライベートでも、むずかしいテーマとなりやすいもの。
それはわたしたちがそれぞれ多様な価値観を持っていて、その異なる動機づけからコミュニケーションを取ろうとするためかもしれません。
今回のワークでは占星術の観点から個々の愛と関係性とコミュニケーションを読み解いて、どうして誤解が生じるのか、どのようにするとスムーズにいきやすいのかを探っていきます。
相手の星を合わせて読み解くことで、ご家族や恋人、友人、仕事のパートナーのことも理解できるものがあるでしょう。
もっと心地よい関係を築いて、ますますご発展していきたい方は、ぜひ、ご参加ください
占星術が初めての方でもご参加いただけます。