2016蠍座新月☆いまの自分にもっともフィットした現実を創り出す | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2016年10月31日02:37に蠍座の新月ですさそり座

 

近い未来にやって来る『脱皮のとき』の予兆を感じて、そのための準備に勤しむ蠍座の秋。

 

タイミングを逃さないように流れを見極めて、すこし怖いけれど勇気を出して、自分のなかの眠っていた力を揺り起こしてみる。

 

いくら望んでいても、ずっと同じまま留まっていることはできないし、否応なしに世界は急激に変わりゆくときを迎えています。

 

 

そのときを黙って待つのか、みずから進んで変化するのか。

 

深く静かな領域から、コトリとなにかが目を醒ましていく予感に満ちた、蠍座の新月です。

 

 

 

◆もっと自分らしくあるために

 

移行のときが近づいて来ています。

 

まもなく11月中旬頃から天に描かれる三角形……木星・天王星・冥王星のTスクエアが、わたしたちに急速な変化と進化とをもたらすことになるでしょう。

 

わたしたちがもっと自分らしくあるために。

 

いまの自分にもっともフィットした現実を創り出すために。

 

人生の中心においておきたいものを見極めていくときです。

 

それをするのにふさわしい場所は?

 

どこで、どのように生きていきたいのか?

 

誰と共に、それを成し遂げていきたいのか?

 

自分自身と向き合い、取り巻く環境を見直して、調整するときがやって来ています。

 

 

今回の新月はそのための前哨戦。

 

来たるべきときに備えて、プランして、磨きをかけるときです。

 

計画をどんどん明らかにしていって、Xデーに向けて着々と準備を進めていきましょう。

 

 

自分は何者で、どんなことを意識しているのか。

 

なにを表現して、なにを体験したいのか。

 

魂の声を聴き、ブループリントを紐解いていきましょう。

 

恐れや心配に潰されてしまわないように、慎重に。

 

だけれども真実をつかんだら、見失わないようにしっかりとつかんで、離さないように。

 

 

自分のあるべき姿に集中して、資質に磨きをかけていくこと。

 

何度も繰り返し反復して、形が内在化されるまで、自在に使いこなせるようになるまで、鍛錬を重ねていくこと。

 

能力が磨かれて、自分の内から力が引き出されていくほどに『自分らしさ』が強化されていき、個性が輝き、際立つでしょう。

 

 

 

◆自分の在り様と世界が共鳴する

 

蠍座は変容を象徴する星座です。

 

深く共感できる対象をを見つけ出すと、それと同化することによって、自分の力を引き出していきます。

 

どのような力が引き出されていくのかは、何と同化するのかによって変わるでしょう。

 

そして、ひとたび同化がはじまると、それをすべて知り尽くし、やり尽くすまで、離れることができません。

 

同化が進むほどに、そこから引き出された力によって、自分自身が強化されていきます。

 

また、何と同化するのかによって、自分の価値観や方向性が変容していき、それを知る前の姿には戻れなくなるでしょう。

 

 

今回の蠍座の新月では、これからの自分が集中して取り組みたいテーマや対象がはっきりと見えてくるかもしれません。

 

ターゲットが定まって、自分の価値観や方向性が際立ってくるほどに、そんな自分と共鳴する仲間が多く集まってくるでしょう。

 

彼らの存在に支えられて、より才能が発揮されていき、輝きが増すかもしれません。

 

自分らしくあろうとするほどに、仲間が増えて、必要なものがどんどんやって来る、という新月です。

 

 

慎重さや不安定さも同時に出てくるときなので『本当にこれでいいのだろうか』という気持ちになることもあるかもしれません。

 

しかし、そこでためらって中途半端でいるよりも、自分を信じて振り切ったほうが、しっかりと望んでいるところに着地することができるでしょう。

 

そして、自分への信頼が高まるほどに、直感力も強化されて、チャンスや味方やタイミングもグッとつかめるようになっていくはずです。

 

 

 

◆心に広がる波紋を見つめる

 

これまでとは異なる潮の流れが起こるような前触れ。

 

いま、みんなが求めているものはなにか。

 

どこへ行こうとしているのか。

 

どうしてうまく進んでいかないのか。

 

どうすれば流れに乗れるのか……。

 

ジッと観察して、見極めるときです。

 

 

なによりもまず、自分自身の心の中にあるものを余さずに見つめて、理解する必要があるのでしょう。

 

 

繊細な感受性を触覚のようにピンと立てて、外側からやって来る流れを見つめ、内なる声を聴き洩らさずに、しっかりとつかんでいきたい蠍座の季節です。