2015水瓶座新月 ☆ 序章の終わり、本編のはじまり | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

2月19日08:47に二度目の水瓶座の新月です


およそ一ヶ月前の1月20日に水瓶座0度で新月でした。

2015水瓶座新月 ☆ 内なる星の覚醒
http://ameblo.jp/light-side/entry-11979041082.html


今回は水瓶座の最後、29度の新月です。

奇しくも2月19日は旧正月。

二度の水瓶座の新月から始まる2015年は『水瓶座の時代』の
序章の終わり、本編が始まろうとしている予感で満ちています。



牡羊座の上昇宮から始まる新月図は『わたしがわたしである』
ということを強く意識するような星のめぐり
です。

わたしたちは体に魂を宿している存在ですが、肉体には大小の
差はあれど、個体差はあまりありません。

わたしたちは時期によって同じような栄養を必要とし、どこか
共通する病気を患い、同じ薬が効くことが多いでしょう。

しかし、魂のほうは千差万別の異なる個性を持っています

『わたしはわたしであること』は『個性を生きること』であり、
それは『魂で生きること』だといえるのかも知れません。



いま、この二度目の水瓶座の新月を迎えるにあたり、『自分で
あるため』に不要なものは、すべて手放されていくときです。

もし、手放すことをためらっていたり、執着があったりすると
それを明らかにするものが外側の環境や関係性からやってくる
かも知れません。


自分の心に正直になると、行動と生き方がどんどんシンプルに
なっていきます。

どんどん軽やかに、矛盾なく。



もし心に重さを感じているとするなら、どこかにごまかしや、
まやかしがあるのかも知れません。

自分の持っているもの、欲しているものは、本当にすべて必要
なのでしょうか?

そうしたほうがいいと、社会や誰かが、いっているから?

『なにか』を見たくないから?

している行為が満ちるはずのない心の空(くう)を埋めるための
代償行為になっていないでしょうか?


心のありように正直に、思考と行動を一致させていくことで、
直感力が高まり、おこないもシャープに洗練されていきます。

その結果として、働き方や社会意識が変わるかも知れません。



紀元前に占星術の基礎が成立した頃、春分に太陽が至ると、
そこに牡羊座があったため、12星座は牡羊座から始まります。

しかし地球の軸が長い年月をかけて少しずつ動いていく歳差
運動によって、キリストが誕生した頃の春分点にある星座は
魚座となり、それから2000年近く世界は『魚座の時代』が
展開されていきました。


『魚座の時代』はその文化圏を共有する全員が、ある一定の
雛形を必要とした時代です。

パターンとしての雛形は地域や時代によって変化するものの、
その集団に所属する全員が見本として模していくものです。

男子はこうあるべき。
女子はこうあるべき。
お家はこうあるべき。
仕事はこうするべき。
この地域ではこうあるべき。

わたしたちの生活様式から個人行動に至るまで『これが良い』
という型があり、人々はそれを模倣して命を繋いできました。


これは寿命と致死率が関係しているのではないかと思います。
むかし、人はいまよりもずっと弱く、すぐに亡くなりました。

人生五十年、と謡えるのは地位と財産のある一部の者だけで
鎌倉時代頃までの寿命は30余歳ぐらい、江戸時代で40歳ほど、
100年前の大正時代でようやく45歳ぐらいだったようです。

いつ誰がいなくなるかわからないので、一族で家を維持して、
誰がいなくなっても役割が補填されるように、見本としての
雛形があり。

それに従えば、子どもでも集団のなかで同じ意識を共有して、
全体でひとつの社会を作ることができたのでしょう。


それが電気石油文明が広まるにつれて人の寿命が延び、物が
豊かに満ちあふれるようになりました。

『生きるために必要なこと』以外をする時間を、大勢の人が
持てるようになりました



時間がたくさんあり、物もたくさんあります。
どこにでもあるもの、どこかで誰かがやっていることには、
もう魅力を感じません。


わたしたちは次の局面に移ろうとしています。

もう誰も成功の雛形を教えてくれません。
教えてもらったとしても、誰かの真似てうまくいく時代は
終わってしまいました。

わたしがわたしを生きることだけが世界と調和する唯一の
術となったのです。


すべての人が自分の個性を発揮することで全体が調和的に
働く世界。


動物や海の生物たち、植物たちがそうであるように、本来
わたしたちも『多種多様』な個性を宿している存在です。


その存在のまま、生きる。

そのとき、わたしたちは本当の【人(ヒト)】となる。


【人】とは天の声を聞きながら地に足をつけて生きるもの。

肉体という神殿に霊を宿し、宇宙と共鳴して生きるもの。



新しい時代の幕開けと共に、本当のわたしたちの姿が誕生
しようとしているのでしょう。

長い長い序章が終わり、本編が始まります