
立春にして、獅子座に滞在している木星と重なる満月。
獅子座に入っている木星の影響が、無意識のうちに月から
働きかけて心身に流れこんでくるときです。
獅子座木星イングレス ☆ 自分の誇りと正直さにかけて
http://ameblo.jp/light-side/entry-11894322765.html
『わたし』が中心から輝きを放つ真冬のお祭り

わたしが『わたし』であることが社会を照らす光となり、
世界を動かす力となるときです。
満月のチャートを作ってみると、始まりの上昇宮に魚座が
位置し、たくさんの惑星たちが12ハウスに滞在しています。
魚座は12星座の最後のサイン

自分の中にあるものすべて取り出し、並べてみて、これから
先の人生を切り拓くのに『いるもの』と『いらないもの』に
わけていきます。
『いるもの』は【わたしのリソース】…財産であり、魂の質。
では『いらないもの』はどうしましょう?
『いらないもの』をやめよう、変えよう、捨てよう、なくそう
とするのは魚座の流儀ではありません。
魚座は【飲みこむこと】であらゆるものを消化するサイン。
母なる海がすべての汚濁を一緒くたに呑みこんでしまうように。
「ああ、わたしにはこんな弱さがあるなあ」
「わたしはずるいな」
「わたしは依怙地だ」
「わたしはひがみっぽいな」
「わたしは甘えてるな…」
そこにあるのがどのような感情や思いであっても、どんなこと
でも受け容れて、その苦々しさや、そのしょっぱさ、ツーンと
くる辛さや、耐えがたい酸っぱさを味わいつくすことによって、
それらを消化し、『わたしの血肉』に変えていくのです。
外の世界に溢れる闇、怒り、憎しみ…さまざまなエネルギーに
対して、いつも以上に敏感になりやすいときです。
しかし、それらを遠ざけるのではなく、同化するのでもなく、
『味わって、飲み下す』……これが魚座の流儀です

たくさんの感情や思いや影響を飲み下すほどに身体の内側から
力がどんどん増してくるのが感じられるでしょう。
キチンと飲みこみきれない消化不良の感情は、ストレスフルな
怒りとなるので、ご注意を。
しっかり感じきることで、たくさん栄養が貯まったら、今度は
それらを放出する番です。
『わたし』というフィルターを通してやってくる、さまざまな
影響や感情。
天啓の如く降りてくるイマジネーションとインスピレーション。
内側から湧き起こる力と歓喜を糧にして、わたしは『わたしに
しかできないもの』を表現する
それは自由で楽しく、制限や枠を超えたクリエイティブ
わたしたちの育った環境や、わたしたちの家族、わたしたちが
体験してきたことや感じてきた思いは、まったくひとりひとり
異なるもの。
だから当然わたしたち、ひとりひとりの表現するもの、伝える
ことば、象るカタチ、織り成す模様も異なってくるでしょう。
わたしたちが『自分』を放出すればするほど、それは自然と、
『自分にしか創れないなにか』になっていきます。
それが、これからわたしたちが創り出していく『多様化する
社会』の根源にあるものかも知れません。
『わたし』の輝きが世界を照らす、ひとすじの光となる
それはとても小さくて頼りない光にすぎないけれど、その光が
たくさん集まることで、それは光の道となり、光の柱となって
いきます。
わたしが『わたし』を解放することが、その最初の一歩。
誰ものなかに宿っている銀河。
星のかけら。
地上の星として自分を生きることが世界を動かす力となる。
自分の意志で世界に立って。
自分のいたい場所へ行く。
自分の直観で道をひらき。
自分のこころで世界と向き合う。
わたしはどこまでも自由で、そして終わりのときまでただ唯一
『わたし』を見守り、寄り添い続ける、魂のかけらです。