残暑の残る爽やかな秋晴れの9月15-18日に、星友達2人と
岩手へ旅してきました
今回の目的は、遠野で瀬織津姫をめぐる旅
岩手へ旅してきました

今回の目的は、遠野で瀬織津姫をめぐる旅

東北新幹線で新花巻へ向かうと、駅でレンタカーを借りて
さっそく遠野へ出発しました
さっそく遠野へ出発しました

わたしは横浜育ちですが、母親が岩手県奥州市出身なので
岩手は第二の故郷のようであり、馴染みある土地です
岩手は第二の故郷のようであり、馴染みある土地です

道々ドライブしていると、ちょうど稲穂が黄金色に実って
いて、それはそれは美しい日本の初秋でした。
いて、それはそれは美しい日本の初秋でした。
最初に訪れたのは、遠野の南側にある伊豆神社。
新花巻からタラタラ走って40分ぐらいでしょうか。
集落のなかにポツリと現れる瀬織津姫を祀った山中の小さな
神社です。
神社です。
ここで瀬織津姫の三人の娘たちが、遠野三山のうち、どこを
治めるのか話し合われたとのこと。談合会場ですね
治めるのか話し合われたとのこと。談合会場ですね

その結果ふたりの姉は六角牛山と石神山、末妹が早池峰山に
なったという話です。
なったという話です。
本殿には剣の形代が多く貼られていました。
これは伊豆神社のみならず、瀬織津姫にまつわる、すべての
神社の共通点でした。
神社の共通点でした。
大祓の女神である瀬織津姫に剣?と思って、すこし調べてみた
ところ、諸説ありそうですが、どうもアラハバキ神が関係して
いるような感じです。
ところ、諸説ありそうですが、どうもアラハバキ神が関係して
いるような感じです。
アラハバキ神は古来からの信仰の神。
まつろわぬ蝦夷の民たちと共にアラハバキ神も歴史から消えて
いきましたが、その後に客人(まろうど)神として、瀬織津姫の
随神のように祀られているようです。
いきましたが、その後に客人(まろうど)神として、瀬織津姫の
随神のように祀られているようです。
客人神のほうが本来の氏神。
瀬織津姫も歴史に埋もれていった女神ですが、蝦夷の土地では
残り、いまだ岩手県がもっとも多く祀っているようです。
残り、いまだ岩手県がもっとも多く祀っているようです。
次に訪れたのは、六角石神社。
伊豆神社から10分弱ぐらいでしょうか。
小さいけれど水の清らかな美しいお社でした。
六角牛山頂に奥宮があり、そちらは瀬織津姫の娘神のお一人が
お住まいのはずですが、こちらで合祀されているのは住吉三神
神功皇后、応神天皇に大己貴命と少名彦命でした。
お住まいのはずですが、こちらで合祀されているのは住吉三神
神功皇后、応神天皇に大己貴命と少名彦命でした。
次に訪れたのは山崎のコンセイサマ。
金精様と書いてコンセイサマ。
金精様と書いてコンセイサマ。
男根を象徴化した五穀豊穣、子宝祈願の神様です。
今回の旅は図らずとも瀬織津姫さまを詣でつつ、コンセイサマ
めぐりがテーマとなったのですが、温泉に2泊したこともあり、
なかなかパワフルでした。
めぐりがテーマとなったのですが、温泉に2泊したこともあり、
なかなかパワフルでした。
(コンセイサマ(男根)は温泉(女陰)とセットなのだそうです)
その後は遠野のメイン観光地ともいえる、カッパ淵と伝承館へ。
何度かカッパ淵は来ているのですが、すっかり観光地化されて
いて、わかりやすい案内などもあり、観光客も多かったです。
いて、わかりやすい案内などもあり、観光客も多かったです。
キュウリでカッパ釣りをしようとしているところ。
伝承館では、オシラサマの昔話を聞いたり、南部の曲がり家を
見学したり。
見学したり。
その後は本日のお宿である、南花巻温泉郷の<大沢温泉>へ。
何度か泊まっておりますが、とても好きなお宿です

食事が美味しく、広い温泉がいくつもあって、旅館部は綺麗で
なのに安い!という魅力のお宿。
なのに安い!という魅力のお宿。
名物はなんといっても豊沢川沿いにある大露天風呂

基本は混浴ですが夜に1時間女性専用タイムがあります。
この露天風呂、とても素晴らしいです

広くて熱いのですが、なんかもういろいろなものが、だくだくと
流れていく感じです

翌朝、大沢温泉の敷地内にある温泉神社をお参り。
ここにもコンセイサマが祀られております。
なんでも冬のあいだ大きなご神体をお預かりして、春になったら
露天風呂でしっかりと清めてからお返しするそうです。
露天風呂でしっかりと清めてからお返しするそうです。
なのでここの露天風呂は男女統合のエネルギーが満ち満ちている
わけですね~。
さて、2日目はドライブです

前夜に宿で行き先を瞑想したところ「森の奥へと続く道から東の
橋へ」ということになり、地図に照らし合わせて早池峰山の麓を
めぐり、幻の里タイマグラへ行くことにしました
橋へ」ということになり、地図に照らし合わせて早池峰山の麓を
めぐり、幻の里タイマグラへ行くことにしました

延々と山へ向かっていき、早池峰ダムを越えて、いくつかの里を
越えて、早池峰神社へ。
越えて、早池峰神社へ。
早池峰神社は早池峰山の4つの登山口にそれぞれあり、奥宮が早池
峰山頂にあるそうです。
峰山頂にあるそうです。
わたしたちがたどり着いたのは、その中でもよく知られている南の
早池峰神社。
早池峰神社。
ご祭神は瀬織津姫。
清らかな川が脇に流れる、それはとても広く美しく、緑に覆われた
清浄で心地よい神社でした
清浄で心地よい神社でした

こちらではお神楽もおこなわれているそうでいつか観てみたいです。
早池峰神社を降りると、さらに延々とドライブ

早池峰山の登山口を越えて、ひたすら山道を行く……!
そして、たどり着いたのがタイマグラ

なぜ、ここへ来たかというと、明治以前、早池峰山は女人禁足
だったため、女性はここで早池峰山を遥拝していたというから。
そんなマニアックな理由でわたしたちも早池峰山をタイマグラ
から遥拝しようじゃないのと、こちらの土地の早池峰神社を、
参拝いたしました。
だったため、女性はここで早池峰山を遥拝していたというから。
そんなマニアックな理由でわたしたちも早池峰山をタイマグラ
から遥拝しようじゃないのと、こちらの土地の早池峰神社を、
参拝いたしました。
タイマグラというのはアイヌ語で「森の奥へと続く道」



昨夜の瞑想で観たビジョンと合致です!
しかし本当に何もなく、誰もいませんでした!
Facebookに「タイマグラにいます」と同行の友人とアップした
ところ、位置情報で過去にタイマグラを選択したことがある人が
友達で4人目、わたしが5人目でした(笑)
ところ、位置情報で過去にタイマグラを選択したことがある人が
友達で4人目、わたしが5人目でした(笑)
タイマグラから山の上の道をドライブしながら遠野へ。
空の近い、美しい緑の土地。
頭上はどこまでも広がる空。そこに浮かぶような緑の大地。
天にとても近い絶景でした。
天にとても近い絶景でした。
遠野に戻ると遅めのランチに「ひっつみ」をいただいてから、
今度は程洞(ほどほら)のコンセイサマへ向かいました。
今度は程洞(ほどほら)のコンセイサマへ向かいました。
途中迷子になりつつも国道沿いの駐車場に辿りつき、そこから
歩いて30分ぐらいでしょうか。
歩いて30分ぐらいでしょうか。
山のなかにどんどん分け入っていきます。
なんともいえない不思議な幽界との境界のような空間でした。
コンセイサマのお社は小さく、しかし妙にパワフル

ここは他にもちょっと不思議なことなどありました。
程洞コンセイサマの御山を降りた帰り道、友人が背後から
撮ってくれた写真。
撮ってくれた写真。
わたしたちの前方に、コンセイサマのヒカリの形代が出現
しているのが見えるでしょうか?(笑)
しているのが見えるでしょうか?(笑)
程洞コンセイサマはとても強力でした。
子宝祈願をされている方はご夫婦で花巻温泉などに泊まり
つつ、数日通ってみると、ご霊験があるかも知れません…。
つつ、数日通ってみると、ご霊験があるかも知れません…。
そしてこの日のラスト。
瀬織津姫の三人の娘たちのひとりが祀られている石神山の
石上神社。
石上神社。
瀬織津姫とコンセイサマをめぐり、陰陽統合です

この日は南花巻温泉郷の<山の神温泉>に泊まりました。
山祇神さまがいらっしゃる、宮大工建築の美しいお宿で
やっぱり食事が美味しくて、温泉が広くて、安いです。
やっぱり食事が美味しくて、温泉が広くて、安いです。
20人は悠に入れそうな露天岩風呂はほぼ貸切状態で、天の
星を仰ぎ見ながら、だらだらと旅の疲れを癒やしたのでした
星を仰ぎ見ながら、だらだらと旅の疲れを癒やしたのでした
