前回の続きです。
(1)人生における徹底的で完全なる革命
http://ameblo.jp/light-side/entry-11815643942.html
二夜目は 木星と冥王星の180度 に
焦点をあてて読み解いてみたいと思います

●かつて到達したことのない高みに達する●
木星と冥王星の180度というアスペクトは
およそ12年に1度のタイミングで起こる
とてもパワフルな天戸開きです
2013年6月26日に木星が蟹座に入宮すると
向かいにあった山羊座の冥王星とゲートを創り
昨年後半あたりから、この天の戸はたびたび
開いたり、閉じたりしています。
そしていま現在、グランド・クロスのあいだ
天戸は全開
この星の配置は
人生においてもっとも達成したいもの を
人の心に呼び醒まさせます。
いま、この人生において成し遂げたいこと
自分の手でつかみとりたいこと
成功したいこと は、いったい、なんでしょうか?
それは非現実的で、むずかしく、生きている
あいだには決して到達できないものですか?
人生を大きく、ドーンと発展に導く木星と
それに対して無尽蔵にエネルギーを供給する
冥王星とのコンビネーションが
わたしたちに不可能だと感じられることを
実現させるエネルギーを与えてくれる、
というのがこの星の配置です
尽きない情熱とあふれるほどの精神力が
内側から湧き上がってきて、わたしたちを
未踏の境地へいざなうでしょう。
この星の共鳴を背景に、わたしたちは
みずからの手で人生を切り拓いていき
努力を重ねることによって、かつて到達
したことのない高みにまで達する可能性が
あります。
人生における、なんらかの大きな実りを
がつんと得ることができるときだといえるでしょう。
この天戸から流れてくるエネルギーの
流出を抑えることはできません。
それはこんこんと湧き出る尽きない泉のように
わたしたちにパワーを与え続けてくれるのです。
しかし、それだけに、この圧倒的な湧き上がる
思いを、どこへ向けるか、あらかじめ意図して
おく必要があるでしょう。
もし、いまやりたいことが特になく、あるいは
ブロックを感じ、目的や意図を見失っているの
だとしたら。
このありあまるエネルギーは身体のなかに
滞留して、感情的なイライラを引き起こしたり
周囲と諍いや目上の人への反抗を起こしたり
熱や腫瘍となって身体に不調をもたらしたり
するかも知れません。
しっかりと自分自身の人生をとらえて
どこへ向かって、なにを得たいのか、
パワーを放出する焦点を定めておくことが
星と共鳴するコツだといえるでしょう。
そのとき、自分がなぜ、それを得たいのか、
その欲求のもとにあるものにも気づいている
ことが大切かも知れません。
全体への善意からやりたいのか
個人のエゴを満足させたいのか。
素直な自己表現なのか
誰かに強さを証明したいのか。
本心からそうしたいのか
誰かに認めてほしいのか
誰かを叩きのめしたいのか。
自信のなさを埋め合わせたいのか
自分を肯定的に成長させたいのか。
自分が正しいと主張したいのか
自分にとっての真実を話しているのか。
この星の配置は、個人の欲求が全体と
つながっていることを理解するための
レッスンも兼ねています。
とても大きなエネルギーで、多くの人に
影響を及ぼす可能性があるときだからこそ。
そこに含まれている意図に気づいているように
自分の感情を、思考を、行動を、
つねにゼロ・ポイントから眺めているように
することが大切なのかも知れません。
そしてこの星の配置もまた、わたしたちの
社会や国家や地域と共鳴しています。
大きなチカラのうねりが、わたしたちの属する
社会を、まだ達したことのない未知の境地へ
連れていくかも知れません。
それが誰かの独善的な意図によって開かれる
道なのか、あるいは全体を進化させるために
開かれる道なのか……。
その大きなうねりもまた、ゼロ・ポイントから
しっかりと見定めて、そこに自分がどのような
意志を投じるのか、小さな小さな決意を
するときなのかも知れません。