東経135度☆淡路の旅 | ***Walk on the light side

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銀河に煌く星たちのように

ちょうど一ヶ月ぐらい前に、311は淡路島で過ごそう
と思いついて、3月10日の朝からレンタカーを借りて
旦那とたまをと3人で行ってきました。

高速に乗って、淡路へ出発

お天気も良くて、心地よい気候でした…が
車に乗って30分ぐらいで珍しく絶不調泣き1

明石海峡にかかる、明石大橋の絶景を見下ろせる
淡路のサービスエリアへレインボーブリッジ


とても美しい眺望なのに堪能できずトイレでうなだれ
たまをは半寝で車で眠り、旦那がひとりで観覧車に
乗って写真撮るなど、満喫しておりました。


すこし休んで、ちょっと調子を持ち直したので
そのまま鳴門へ向かいます。

「鳴門海峡でうずしおを観よう~」ということで
大鳴門橋の下を徒歩で行ける渦の道うず


時間を調べていなかったのですがナイスタイミングで
ちょうど渦がキレイに見える時間の30分前でしたバラ

海風の吹き抜ける大鳴門橋を橋の真ん中まで
歩いていきます。
ところどころ、床がガラス張りになっていて
45m下の海面がよく見えて、かなり怖いですどろん


橋の真ん中の見学スポットでしばらく渦見学

大きな渦が巻いたと思っても、すぐに他の波と
同化してしまうので、目を凝らしてジーッと見て
いないといけません。


渦を間近で見る観覧船も何艘か出ていましたが
渦近くで停泊するので、かなりの揺れと思われます。


淡路はご存知の通り、日本神話で国産みの
最初に伊奘諾と伊邪那美が創った島と
いわれていますが、渦を見ていると、そこから
なにかが生じてくるような気がしてきます。

地球は太陽のまわりを廻り
太陽系は銀河の中心のまわりを廻り
天の河銀河は大きく渦を巻きながら
宇宙の中心を軸に旋回しているうずまき

銀河は天の渦。
こちらは海の渦。


うずしお見学のあとは、本当は諭鶴羽神社へ
行きたかったのですが、島の最南端にあり
体調が万全ではないので諦めました。

予定を変更して、大鳴門橋を渡って淡路島へ戻り
南あわじの福良の漁港でごはん。

そのまま国道をてくてく走って、淡路の街並みを
眺めながら、夕方に宿泊する洲本温泉へ。
翌朝まで温泉滞在を楽しみました温泉まぁく


淡路島は日本標準時の東経135度線上に
ありますが
「これから日本の中心は東経135度だよ」
ちょっと前にAoi Mandalaの杏碧さんに聞いて 
教えてもらった本を読んだばかりでした。


千賀 一生
ヒカルランド
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著者がかつてのシュメールの都であり、現在は
戦争で破壊尽くされたイラクのエリドゥ遺跡を
訪れたときに、瞑想の内にシュメールの神官と
出会い、教えてもらった地上繁栄の法則
物語形式でわかりやすく書かれています。

地球の歳差周期のリズムが地上の進化と一致
しているという話は占星術的にうなずけること
ばかりで、とても面白かったですハート

このなかで今後の地球の繁栄の基盤は
東経135度線となり、そこから東に1.4度以内で
生まれた人や住んでいる人は特に強烈な影響を
受けるということが書かれています。

わたしたちは5か月前に東経139度の東京圏から
135度の大阪に引っ越してきて、たまをの学校も
和歌山県橋本市の135度線上にあります。

この5か月のあいだで身体の内で流れるリズムが
変わったなあと感じています。

より普遍的な、円環を補完しあって充たしていく
ようなリズムに近づいたのかも知れません。


翌朝、わたしが温泉に入っているあいだに
旦那とたまをは宿の目の前の浜をお散歩。


宿を出ると、おのころ島神社へ行きました神社


御祭神 伊弉諾命・伊弉冉命
合祀 菊理媛命


「日本の発祥の地、おのころ島神社は日本の
 原点を省みて、将来を考える、人々にとって
 忘れることのできない尊いお社であります」
ありましたが、本当にそうだと思います。


神話を受け継がない国は滅びる龍

神話は物語ですが、国の成り立ちと国に宿る
神の存在を伝えます。

日本は自然のあらゆるものに神が宿ると考える
アミニズムが国の成り立ちとしてあり、亡くなった
先祖が祖霊として子孫を守っていくという考えが
継承されていますから、神話とそれらを内包する
物語を受け継ぐことは、国に対する帰属意識を
高め、自分自身の中心を定めることだと感じます。

占星術的にも個人を作る1・4・7・10ハウスは
自発的自我・多発的自我・土地と社会という
四つの基盤がありますが、もっとも大切な土台は
どのような土地に属しているのか…住んでいる
土地の歴史・文化・価値観・習慣に対する愛着と
誇りと帰属意識
にあります。

わたしたちは敗戦国であるがゆえに、その神話と
歴史を教育のなかで封印してきましたが
洗脳でも宗教でもなく、純粋に物語として
わたしたちの国を創った神々と、自分の住まう
土地の精霊を知ることは、自分と土地との絆を
深めることになり、それは自分自身の肉体を
強化することにつながるように感じられます。

2008年から世界の国々は解体と再構築の
サイクルに入り、日本も否応なく311以降
その流れに呑みこまれているいまだからこそ
日本の来歴を理解することで土地とのつながりを
深めて、内なる力を解放するとき
だと思うのです。


とても大きくて立派な鳥居は修繕中神社


お腹が空いたので、淡路牛丼でお昼ごはんご飯


淡路牛、淡路玉ねぎ&淡路米
とても美味しゅうございましたハート


それから伊奘諾神社へ。



国産み・神産みを終えた伊弉諾尊が最初に
生んだ淡路島多賀の地に幽宮(かくりのみや)を
構え、そこに鎮まったとのことです。

御祭神 伊弉諾命・伊弉冉命


311から1年。
国産みの源から、また新しいものが生まれて
きますようにと祈念するために、この日を淡路で
過ごしたいなと思っていました。

「統合」というテーマが昨年からずっときていますが
この国の統合のはじまりは伊奘諾と伊邪那美から。

わたしたちの男性性と女性性の原型六芒星


ということで、こんなお守りも買ってみました。
ずばり直球な感じです。


こんなことも書いてあります。
東経135度は古代日本レイラインの中心線ですね。


車に戻って、北淡に向かうと途中で14時半を
過ぎたので、サービスエリアで止まって、車中の
テレビ中継で大震災の追悼式典を観ながら
14時46分に合わせて黙祷をしました。

その瞬間に大きな哀しみがさざ波のように訪れ
次いで、とても大きな祈りの光があふれてくるのを
感じましたきらきら

※余談ですが…この式典の中継で天皇陛下の
御言葉まで観ていたのですが、夜のニュースでは
メジャーメディアが揃って陛下の御言葉の一部を
カットしたようですね。

「再びそこに安全に住むためには放射能の問題を
 克服しなければならないという困難な問題が
 起こっています」
↓ 放送では
「放射能の問題を克服しなければならないという」
という箇所をカット。

意識して真実は自分で探していく時代ですね。


北淡の絵島を眺めてから、明石大橋の下にある
道の駅あわじへ。


すばらしく立派な明石大橋を真下から眺めて


とても美しい明石海峡と対岸の街と青い空と。

わたしたちは過去に何度も何度も嫌というほどに
打ちのめされてきて、だけれども、そのたびに
立ち上がる力を持っているから、いまがある。

そんなことを感じて、だからこそ、いまこのときを
意識的に大切に過ごしていきたいと改めて思った
淡路の旅でした。