いかがお過ごしでしたか？
とても豊かで神聖なエネルギーが
満ちみちているのを
魂の深いところから感じていました。
月が蠍座に入ると
心の深いところに溜まっていた
澱のような感情が浮上しやすいので
なんだか不安定になる方も
いたかも知れないですね。
でも、こういうときって
感情手放しのチャンスだと感じます。
どんな感情でもしっかりと感じきれば
ハートから解放されますね。
こんな自分は認めたくない、見たくないと
押しこめてしまうと感情は再び澱と化します。
料理の灰汁をどんどん掬い取るように
わたしは自分の内側にあるドス黒い感情を
ばんばん放出していくのが好きなのですが
これはやはり蠍座ゆえの…でしょうか(笑)
ウエサク満月の時間、わたしはちょうど
レインドロップの手技を習っておりました。
レインドロップ、気持ちいいですよね。
ハートが処理しきれなかった感情は
骨に溜まります。
ハートが蟹座だとすると、骨は山羊座。
ハートが放出しきれなかった感情は
それを包みこむ、骨にみっちり溜まるのです。
背骨は身体の中心であり
チャクラの道であり
エネルギーの通り道であり
生命の木の真ん中の柱であり
DNAのパターンが刻まれる場所でもあります。
なのでレインドロップの手技で
背骨に直接アプローチして
そこに溜まっている不要なエネルギーを
振り落とすと、どんどん空(くう)になっていき
心身がクリアになって気持ちいいのです。
しかし、ボディケアに関しては
やってもらうのは好きですが
自分が学ぶことはないなと思っておりました。
それが学ぶことになったのは少し前から
旦那と相互に背骨ケアをするようにしたら
おたがいの波動がみるみる上がって
調子が良くなってきたからです。
じゃあ、本格的なレインドロップを
おたがいに週1ぐらいでやればいいじゃーん。
ということで、教えてくださる人に自宅まで
来ていただき、旦那と相互にモデルとなって
ふたりで習ったのでした。
これが思っていた以上に良かったです。
こちらは旦那の身体なので遠慮しないで
ばかばかとエネルギー抜いていけるし
どこに溜まっているのかすぐにわかるし
どんどん軽くなっていくのがわかると
こちらも釣られて軽くなるし。
やってもらうのも、もちろん
めちゃめちゃ気持ち良いですよ。
自宅で相互にできれば、いつでも
感情と身体のケアができるし
たまをにもやってあげられるし
わが家はより健やかで軽やかになりそうです
不要なエネルギーが抜けて
より軽やかな気持ちで仕事していたら
急に田舎のおばあちゃんのことを
考えて泣きたくなりました。
わたしはスピリチュアルなことを仕事に
していますが、もっとも尊いものは
キチンと地に足をつけて、しっかりと
日々の営みを繰り返し、謙虚に強く
やさしくたくましく働く者だと思っています。
わたしの祖母は岩手の農家で
10人の子どもを産んで
学校に行っていないから
字も大人になってから自分で練習して
厳しい時代も文句をいわず
謙虚に、身の程をわきまえて
欲しがらず、偉ぶらず、息を引き取る
その直前まで畑で働いていました。
エゴではなく、物質主義でもなく
精神性の高い
謙虚な愛でありたいと思うとき
わたしはいつも祖母を思い出します。
わたしの持っている十全の輝きが
すべて、世の中のために惜しみなく
使われていきますように。
生命の樹を踏み外し
邪悪の樹を昇るようなことがあれば
祖母の祖霊がきっと諌めてくれるだろうと
信じています。