通路が開き、ひときわ強いエネルギーが
降り注がれるといいます。
本日5月17日の20:09にウエサク満月です
5月の満月はウエサク祭が開催されるので
特別な雰囲気がありますが
今年は特に重要な気がしています。
ウエサク祭の起源は、釈迦の降誕
悟りを開いた日、入滅の日が
すべてヴァイシャーカ月（インド暦の二月）の
第一満月の夜であったという伝承から
きています。
ヴァイシャーカ月の満月は
牡牛座の満月頃に該当するとのことで
現在では牡牛座太陽月の満月の夜と
されています。
ウエサクという言葉は
ヴァイシャーカが変化したもので
「五月満月祭」ですね。
日本では鞍馬寺でおこなわれる
ウエサク祭が有名です。
http://kuramadera.com/
一度行ってみたいと思うのですが
大層な人出だそうで……。
今日のウエサク満月でチャートを作ると
ちょっと前までの流れとガラッと変わる
感じがありますね。
昨日、水星と金星が牡牛座に入ったので
水星・金星・火星と牡牛座の頭で団子に
なっております。
上昇宮は射手座15度。
サビアンワードは「船を見ているカモメ」。
これは、自由に飛んでいるカモメが
しっかりと行き先を持っている船に
憧れるような度数です。
射手座は理想を高く掲げて
それを実践しようとするサインですが
理想に向かっているのが船だとすると
カモメはそれを空から眺めている
感じですよね。
いまの世の中に対して「こうなってほしい」
「こうありたい」「こうしてくれればいいのに」と
いう理想がありながらも、それを眺めている
ような感じもあります。
本当はどこへ飛んでいってもいいんですけどね。
だって、カモメは自由に飛べるのですから。
太陽は牡牛座26度で6ハウス。
サビアンワードは
「ビーズを売るインディアンの女」です。
これは牡牛座の能力値が最大限までに
高まって、手に職がしっかりとついています
という度数です。
それが6ハウスにあるので自分を支える仕事と
することもできるし、自分の能力を発揮する
方法でもある、という感じがします。
牡牛座は自分の所有物としての才能や力を
司るサインですが、それが個人の能力を最大
最善に発揮するまで高まっている状態ですね。
月は蠍座26度で12ハウス。
サビアンワードは「行進している軍楽隊」。
これは蠍座の力そのものを誇示するような
度数です。
自分の思いや考えを騒々しいほどに
パレードをするように喧伝していきます。
これが12ハウスというのがポイントでしてね。
12ハウスは秘密の部屋であり、カルマの
部屋であり、魂が自立する部屋です。
また、メディアの部屋でもあります。
メディアにのせて、なにか力が喧伝される
とも考えられますし
逆にメディアに奪われていた力が自分に
戻ってくる、とも思えます。
どちらになるのかは、カモメである自分が
自分を「自由」と思っているのか
「根が定まらなくて不安」と思っているのかに
よるのではないかな、と感じます。
自分が自由だと感じているならば
理想に向かって、いつでも好きなように
飛び出せます。
しっかりと身体にしみついた能力を頼りに
自分の主張を声高らかに歌うことだって
できます。
だけれども、どうしていいのかわからず
不安な気持ちで、導いてくれるような
大きな存在を頼っているなら
自分の能力を持っていても、その思いごと
外側の大きな力に巻き込まれてしまうかも
知れません。
わたしたちの誰もの足の下には
大地があります。
たくさん揺れて不安に思っている方は
どうぞ、揺るぎないように、しっかりと
ご自身の足の下をぎゅぎゅっと固めて。
わたしたちの誰もの頭の上には
天があります。
晴れていても、曇っていても
雨が降っていても
放射性物質が降っていても
その上には輝く太陽があります。
輝きを放つ太陽と
その輝きを反射する月に
蠍のサルタヒコ。
道祖神である彼が光を反射させる
鏡を合わせると、特別な道がひらき
「太陽の背後にある、太陽」が現れます。
シリウス。
すべてのものに神聖さをもたらし
わたしたちを高い高い意識へと
いざなう光の星。
かつてシリウスが冥王星と共に
昇った直後に広島に原爆が落ちた
わたしたちの国はいま
原子力の問題に直面して
生まれ変わろうとしています。
どうか、わたしたちが迷わず進んで
いくことができますように。
わたしたちのひとりひとりが
魂の輝きを放っていくことが
できますように。