2011牡羊座新月☆プロメテウスの火 | ***Walk on the light side

***Walk on the light side

銀河に煌く星たちのように

本日4月3日23:32に牡羊座の新月です。

Rosy Graceさんのブログに
牡羊座新月についてアップしました。
http://ameblo.jp/megurosy/entry-10849255600.html

今年のお正月に書いた、牡羊座新月については
こちらです。
http://ameblo.jp/megurosy/entry-10760495260.html

10天体のうち、6つの星が牡羊座に入宮する
牡羊座ステリウム。

***Walk on the light side

先月魚座の新月は水の過剰でしたが
今月牡羊座の新月は火の過剰です。

多すぎる火をどう扱うのか
外で起こっている問題とリンクするように
わたしたちの内側にあるエネルギーの扱い方が
テーマのひとつになってくるように思えます。


東日本大震災の翌日に
天王星が牡羊座に入り
新しい84年の周期が始まりました。

天王星が発見されたのは1781年。
その直後に見つかった新しい元素は
天王星ウラノスの名前から
ウラン(Uran)と名付けられました。

ネプツニウムは海王星(ネプチューン)から
プルトニウムも冥王星(プルート)から
それぞれ命名されています。

ウランとプルトニウム。

天王星と冥王星。

このふたつの天王星と冥王星は
今年の初夏から2012年にかけて
90度の角度を作っていきます。

改革を促す天王星と
変容を促す冥王星が
急速に桁外れの勢いを増していく。

わたしたちひとりひとりの意識が
そして国の基盤が
早急にまっさらにこれまでとは違う形に
変わっていくように感じられます。


天王星の名前は土星クロノスの父
天の神ウラノスから取られていますが
ウラノスよりプロメテウスと関連付けるほうが
適切だと考える説があります。

プロメテウスの名前は
pro(先に、前に)+metheus(考える者)で
「先見の明を持つ者」という意味です。

神の姿に似せて創造された人類に
「火」を与えたのがプロメテウス。

神々の王ゼウスは
「もし人間に火を持たせたら
 神をも怖れぬ強力な存在になろうと
 神の世界を荒らしにやってくるだろう」からと
人間に火を与えることを禁じていました。

しかしプロメテウスはゼウスに隠れて
日の出の炎を盗み、人間に渡します。

プロメテウスは人間の生き方を擁護して
文明の発展に手を貸したかったのです。

しかしプロメテウスはそれによって反逆者として
ゼウスから罰を与えられることになりました。


発展と進化はいつでも
現況に対する反抗心による
知的成長欲求から始まります。

原子力は第二のプロメテウスの火とも
いわれます。


pro+metheus(先に、考える)

過去から学び
失ったものから学び
未来に咲かせたい花の種をまく。

いま、ここから
まっさらな未来に向かって
布石を敷いていく。

わたしたちはいまここで
いままで見ないようにしてきたこと
感じないようにしてきたことから
目を逸らさず
本気で考えて行動するときが
やってきたのだと思います。

なにも考えずに
あるがままを享受するのではなく
先に考えて
それが本当に必要かどうか選び取る。

これまでの自戒も込めて
しっかり意識していきたいと思います。

$***Walk on the light side

今夜は新月を感じる
言挙瞑想会をひらく予定です。
http://ameblo.jp/light-side/entry-10845511862.html