土星と海王星が牡羊座にやってきて、いろいろとこれまでとは違う、新しい流れがやってきていることを感じている人が多いかと思います。
そのひとつとして「対人関係の変化」を感じている人もいるでしょう。
牡羊座の向かいには天秤座があって、何かを始めようとするときに、周囲への影響を無視することができません。
特に今年は、1971〜84年頃に生まれた「冥王星天秤座世代」の人たちが、大きく変容する時期に入っています。この世代で1971〜76年頃に生まれた方は、天王星も天秤座ですね。
この世代にとって、人生で最も重要なテーマが「関係性」
関係性によって仕事や趣味やプライベートが充実するし、それらが難しくもなるでしょう。
この世代の人は基本的に、場の空気を読んで、周囲に合わせるのが得意でしょう。どの世代の人とでもうまくやれるし、あまり対立しないように心がけて、関係の中で波風を立てない——という方も多いかもしれません。
しかし、その「うまくやる」の中に、どれだけ本音が混じっているでしょうか。
進化占星術の観点からすると、冥王星天秤座世代のたましいの方向は牡羊座に向かうこと——すなわち「他者の目から独立して、自分の意志と方向性を持つこと」とされています。
そして今、土星と海王星が牡羊座にやってきて、関係の中でごまかしているものが暴かれ、幻想が解けるときです。
良い人のふりをしていることや、感じないふりをしてやり過ごすこと、当たり障りなくその場を丸く収めることが、だんだんできなくなっているかもしれません。
どこか無理をしていた相手とは「距離を置きたい」「なるべく関わりたくない」と感じ、自身を飾らなくて良い気楽な人とだけ一緒にいたいと感じることも。
他者に頼ってきた人には「自立」が、ひとりで抱えてきた人には「協力を求めること」が課題となるかもしれません。
そこには、強烈な感情的な揺さぶりもあるでしょう。
本当のことを言ってしまったら、これまでのような関係ではいられないかもしれない。天秤座世代にとって最大の恐怖はそこにあるかもしれません。
嫌われるかもしれないこと、拒絶されること、孤立することが、何よりもの恐怖。それゆえ、最初から距離をとって踏み込まないようにする人もいるでしょう。
ちなみに昨年までは、1957〜71年頃生まれの「冥王星乙女座世代」の方たちが同じ波を経験しました。
土星・海王星が魚座にいた期間に、いつもぎゅっと強く締めている防衛本能がじわりとゆるんだり、働くことや結果への執着が良い意味で手放されたりした方も多かったのではないでしょうか。
今度は天秤座世代の番ですね。
次の4月2日の満月から新月の期間にかけて、このテーマが特にクローズアップされやすい配置になります。すでに何かが動き始めていると感じている方もいるかもしれません。
