台北にて。
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毎度のことながら、
よくあるのが
こんにちは。渡辺真里子です。
ご訪問どうもありがとうございます。
今日は東京へ日帰り出張。
東京は一日雨模様だったのですが、
聞くところによると、
関西は猛暑日だったとか???
わー1日しめ切ったままの我が家は
いったいどうなってることやら!
(ただいま新幹線の車中でーす)
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毎度のことながら、
今日も勉強の一日でした。
午後は八綱弁証(はっこうべんしょう、
勉強した人はご存知ですね?笑)の
授業でして、
八綱弁証自体は
中医学の基礎理論に出てくるので
今さらと思われるかもしれないのですが
これまた実はむずかしいというか、
奥が深いというか。
おかげさまで
またしても頭がぱんぱんです。
で、今日の話の中心は「真仮」の話。
真仮というのは
見せかけの症状(仮)と本質(真)
ということ。
例えば「真寒仮熱」というのは、
発熱とか顔が赤いとか
ぱっと見、熱に偏った症状なんだけど、
実は身体の深部は冷えている状態で
「真熱仮寒」というのは
表面は冷えているけど、
実は身体の深部に熱がこもっている
状態のこと。
なので、真寒仮熱の場合は
ぱっと見寒がっていたりしますが
薬は冷ますものを使います。
同様に、真熱仮寒の場合は
暑がっていたりしますが
薬は温めるものを使います。
なんでそういうことが起こるのか
というのは
ちょっとややこしいので端折りますが、
要は表面だけ、一つの症状だけみて
判断すると
見誤ることもありますよ、
ということなんです。
(言わずもがな、ですが、
これらの場合、判断の誤りによって
さらに病状が悪化する
ということになります)
ストレスが強い人の手足が冷える
というケース。
この場合、手足が冷えるのは
ストレスによって気の巡りが悪いために
身体の熱を手足の先まで送れていない
のが原因。
だからここで下手に温めちゃうと
いかんわけで、
この場合はまず気の巡りを整えて
熱をすみずみまで届けることを優先させます。
ぱっと見では決めず、
身体のいろんな部位の状態や症状を
丹念にみて
本質を求めて行く。
すぐに答えを得たい人にとっては
まどろっこしいことこの上ないですが
真実を探求したい人にとっては
もうたまらん世界♪
なんかこういうところが
中医学の真髄であり
ならではのよさなんだろうなあ、
と思います。
改めて思いますが、
好きだなあ、こういう世界(^^)
名前に「真」の文字があるせいか
どうも私は真実とか本質とかを
ぐりぐりと追求するのが好きみたいです。
だから
いつのまにやら中医学の世界に
はまりこんじゃったんだろうなあと、
今さらながらに感じた一日でした。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
malico
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