軽貨物の委託ドライバーやってると、「あー、これって依存しちゃってるかも…」って思うこと、ありませんか?
実はそれ、ちょっと気をつけた方がいい「依存体質」のサインかもしれませんよ。
最近、軽貨物の運営会社もドライバーさんを確保するのに必死ですよね。
だから、「給料前払いOK!」「ガソリンカード使えます!」「車もレンタルできます!」みたいな好条件をよく見かけます。
これ、一見ありがたいんですけど、特に「前払い」に頼りすぎちゃうのは、後々ちょっとしんどくなるケースが多いんです。
「先払い」なんて言い方もしますけどね。
そもそも、僕たち委託ドライバーって「個人事業主」じゃないですか。
会社勤めなら毎月決まった日にお給料日がありますけど、個人事業主は、残念ながら入金が保証されてるわけじゃないんですよね…。
もっと言うと、荷主さんや運営会社の都合で、支払いサイクルが変わっちゃうことだって、当たり前にあるんです。
じゃあ、実際お金ってどうやって回ってるんでしょうか?
ちょっと裏側を覗いてみましょう。
- 荷主さんから運営会社へ:だいたい月末締めで、そこから15日~45日後に運営会社へ入金されることが多いです。
- 運営会社からドライバーへ:これも基本は月末締めで、そこから45日~60日後にドライバーへ支払われるのが一般的です。
「え、なんでそんなに時間かかるの?」って思いますよね。
これには理由があって、月末で締めた後、運営会社はまず荷主さんに請求書を送る作業があるんです。
で、荷主さんからの入金が確認できてから、やっと僕たちドライバーへの報酬の振込準備に入る、という流れなんですね。
だからどうしても、僕たちの手元にお金が入ってくるのは、物理的に45日~60日後くらいになっちゃうんです。
もちろん、「もっと早く振り込んでよ!」っていうドライバーさんの気持ち、めちゃくちゃ分かります。
でも、運営会社もすぐに全部払っちゃうと、会社として持っておくべきキャッシュが少なくなって、経営が不安定になっちゃうんですよね。
だから、うまくやりくりしながら、ドライバーさんに報酬を支払っている、というわけなんです。
ちょっと話が遠回りしちゃいましたけど、何が言いたいかっていうと、個人事業主である以上、「この会社からの報酬だけが頼り!」っていう考え方じゃなくて、いつ、どこで、何が起きても大丈夫なように、自分でしっかりお金の準備をしておくことが大事だってことです。
そのためには、いろんな形で収入源を作っておくのが、めちゃくちゃ有効ですよ!
例えば、最近だとフードデリバリーの配達とか、Amazon Flexみたいに、会社を通さずに個人で直接契約できる仕事も増えてますよね。
ああいうのをフル活用して、一つのところに縛られない働き方をするのが、将来のことを考えると絶対にメリットが大きいんです。
「この会社がいないとダメだ…」なんて、まるで誰かにぶら下がってる(ヒモみたいな)考え方からは、早めにサヨナラしましょう!
前払い制度も、本当に困った時には助かるけど、それに頼りすぎると、気づかないうちに「依存体質」になっちゃって泥沼にハマる危険性があるってこと、頭の片隅に置いといてくださいね。
個人事業主は、言ってみれば「一国一城の主」。
自分自身が社長なんです!
だからこそ、お金の管理、つまり資金繰りのことは常に意識して、賢く立ち回っていくことが、この先も長く活躍するための秘訣ですよ!