一度は諦めたのに、今更と思う頃になって、つい購入してしまった!……なんていうものはありませんか?

たとえば、

「数量限定で販売されてるよ‼私も買うから一緒に注文しようか?」

という電話をもらったり、

「あっ、それ私持ってるよ‼譲ってあげるよ。」

と、すでに購入不可能な限定品を定価で譲ってくれる太っ腹な友人が現れたり。

(Rinaちゃん、貴方のことです‼)


こうなると歯止めが効かなくなり、眺めて満足していたものまで次々とポチってしまい、

あっ飛脚が‼
photo:03


クロネコさーーーん、こっちこっち‼
photo:04




俺?俺⁇
photo:02

惜しいっ‼

あーーRinaちゃん来たーー‼
photo:05


と、お祭り騒ぎになり、

「江口、また文具を買い集めているそうだな‼」
photo:01


などと、
渋い声でボスに釘をさされる羽目に陥ったりします。


銀座は遠い。オークションは高い‼と、泣く泣く諦めたマスキングテープや、
photo:06



憧れながらも、グズグズしているうちに売り切れてしまった星の王子様モレスキンのルールドラージ。
photo:07



そして、映画はいつも途中で寝てしまうくせに、モレスキンのスターウォーズ プレーンラージも。
photo:08



スターウォーズモレスキン。
photo:09


かっこいいです。
photo:10


(。-_-。)はい、たしかに………
かっこいいんです‼

でも……

このモレスキンを手にしてみて気づいたのですが、

どうしても、栗コーダーカルテットのダースベイダーのテーマが頭の中で流れてしまう現象から、
逃れられないのです(ノ>д<)ノ

やる気のないダースベイダー

この曲が脳内で再生されると、

昼下がり、
プール授業の後は岩野センセの地理かぁ~…はぁ~~~ぁぁぁ……

……みたいな気分になるのは言うまでもありません。

せっかくのかっちょいいスターウォーズモレスキンが台無しなのであります。

それから、

先日、渋谷ヒカリエで先行販売された秋冬のmtマスキングテープが届く手はずになっていたりもします。

………物欲大魔王…( ꒪⌓꒪)

しかも、とうとう8月。

何が「とうとう」かと言いますと、
手帳シーズンが本格化するのが8月。

すでに7月中に発売になったものもあって、ソワソワしてしまいます。

ファイロファクスから、あな吉さん手帳にも使えそうなカスタマイズ手帳が発売されるとか、
photo:11


ハイタイドからはマンスリーが1か月に2つあるダブルマンスリーB6が出るとか、
photo:12




ロンドンオリンピックと円高効果で人気急上昇、英国王室御用達のスマイソンから、すでに来年の手帳が販売されているとか。
photo:18

「MARA COLLECTION ブラウン」
(画像はスマイソンのホームページからお借りしました。スマイソンHP

ワクワク度満点の情報が目白押しです。

スマイソンと言えば……

先日のラスカル大佐ご夫妻×Rinaちゃんとのトラベラーズノート&お気に入り文具大宴会の際、
photo:23


手帳の紙質と万年筆の話題になり、こんな会話が繰り広げられたのであります。


江口「なかなか万年筆で気持ちよく書ける紙が見つからないんだよぉ~。」

Rina「ああ、わかるわかる。裏抜けしなくても上滑りしたり、紙の毛羽がペン先に付いたりね。もう理子さんスマイソンだな。」

大佐「いや、あれは別な意味でどうかな。」

…………ドッキーーーン(*`ロ´ノ)ノ

なぜ……

一言も漏らすまいと硬く誓ってきたのに………

見透かされている‼

曖昧な笑顔で切り抜けた江口でありましたが、

実は、スマイソンを隠し持っていたりします。

「英国王室に迎えられるはずのワタクシが、なぜこんな島の山奥に……。」と、我が身の悲運を嘆き、泣き暮らしているであろうスマイソン。
これについては、いつかまた詳しく語ってみたいと思っています。

ところで、
ファイロファクスのカスタマイズ手帳と、ハイタイドのダブルマンスリー手帳は、こちらの本の、
photo:13


館神龍彦さんのレビューで知り、画像もお借りしました。
館神さんのレビューはこちらです。
ファイロファクスカスタマイズ手帳
ハイタイドダブルマンスリー

そして、

持ってもいないのにご紹介したことがあるシー オーバー ノミネーション(専用のゴムでリフィルを挟み込むイタリアの手帳)の記事のアクセスが急激に増えているのも見逃せません。
過去記事はこちらです。
シーオーバーノミネーション

検索キーワードを見ると、アフタヌーンティーの手帳も急上昇です。
アフタヌーンティーの手帳のご紹介記事はこちらです。
アフタヌーンティーの手帳

ほぼ日手帳2013のラインナップも昨年同様、8月に発表されるのではないかと思われます。ほぼ日刊イトイ新聞では7日から予告が始まるとのことで、楽しみにしています。

そして、モレスキンからは、星の王子様や、スターウォーズの2013年手帳が出ましたね。

こちらは1日1ページのデイリー。
photo:14

photo:15



こちらはレフト式のウィークリー。
photo:16

photo:17



ノートはモレスキンだけど、スケジュールは別の手帳を使っている‼と、おっしゃる方が多い印象でしたが、
人気の限定柄スケジュール帳を選ばれる方が増える予感です。
(画像はAmazonさんからお借りしました。)

メインはトラベラーズノートと決めていても、
あれこれ気になってしかたない江口なのであります。

しかし、

今年の失敗から学び、ルールを設けました。

○紙質を吟味し、ストレスのないものを選ぶ。

○トラベラーズノートが手放せないので、一緒に使用できるものに限る

これでかなり我慢できるのではないかと……。
自分との約束なのです。

「へーー、マジ?」
photo:19



「マジです‼( `・ω・´)キリッ」
photo:20



「ふっ」
photo:21



「江口‼出来ない約束はしちゃいかん‼」
photo:22



……誰も信じてくれません( T_T)


2013年の手帳。
新たに導入したいノートや筆記具など、興味は尽きないのでありました。

出演はいつもの陽気な仲間たち、CATASTERSの猫さんたちでした。
あまりの暑さに、エアコン前を陣取っている江口の相棒。
photo:01


「寝冷えするぞ~」と、
中2坊がタオルをかけてやり、
photo:27


オヤジ猫完成‼

こんなときはやっぱりビールですかね~
photo:02


あっ…どもども。

江口の場合、猫の手も借りたいほど忙しいことは、まずあり得ないので、(←自慢にならんぞ)
のんびり気ままに過ごしております。

ところで、

梅雨明けしましたね‼
夏だ夏だ‼
夏休みだーーー‼
photo:34


「旅でもしたいなぁ~……
スケッチ旅行なんていいなぁ~」

……と、
夏休みの計画を立て、
素敵なスケッチブックや画材を調達したのに、
いざ描こうとしたら、思うようにいかない‼……とか、

この本に載っているみたいに、
photo:37


photo:38


スケッチできたら楽しそうだけど、絵は苦手だから無理だな‼……とか、

そんなふうに思っている方にお勧めしたいのが、

今日ご紹介するこちら、

新潮文庫の「マイブック」です。
photo:03


(ぉお~~‼パチパチパチ)
photo:04


(テレビショッピング?)

はちノートや
photo:05


ハッケンくんメモのような
photo:06


可愛いイラストはどこにもありませんが、
結構、スグレモノなのです。

さっそく、開いてみましょう。

カバー内側の著者近影の部分に写真を貼るようになっています。
photo:07


扉があり、
photo:08


目次もあり、
photo:09


photo:10



そして、本文ページが始まります。
photo:11


無地に1月1日から日付けが入って1日1ページ。
photo:12


紙質はツルツルして、意外に丈夫なんですよ~。

私はちょっとしたスケッチ練習&ネタスケッチ帳として使用しています。
photo:13


photo:14


(あれ?トラベラーズノート、結構描いてますね。)
これ自体は作品ではないので、もう何でもアリで、気軽に描きます。

ある日のスケッチ……
photo:15


「あたまいたい」って……バファリン⁉

線が曲がろうが、形が歪もうがへっちゃら。
photo:30


photo:33


安価で手軽な文庫本ノートならではの勢いで描いてしまいます。

そのへんにころがっていたボールペンで、メタボなトラベラーズノートを描いたり、
photo:31



ジッとしているように見えて結構動く猫をササッと描いたり。
photo:32



(意外と構えて描いたものより生き生きしていたりします)

私は主に鉛筆ですが、最近このブログによく登場するエドガー アラン ポーのRinaちゃんはピグマなどの油性ペンや筆ペンを使っています。

万年筆は残念ながら盛大に裏抜けしますので使えません(>_<)

なんと‼トラベラーズノートの自作リフィルや、ほぼ日手帳日記の可愛いイラストで有名なpacopacoさんも、
以前はこのマイブックで子育て日記を描いていらっしゃったそうです。

pacopacoさんのブログはこちらです。

pacopacoさんのブログ

pacopacoさん情報によると、マイブックはハイテックCコレトでも大丈夫ということです。

ちなみに、
ジェットストリーム、スタイルフィット、フリクションボール、プレフィール(サラサ、スラリ)いずれも書けますが、
うっかりフキサチーフ(鉛筆、色鉛筆、パステルなどの定着液)が、かかると、
photo:29


ジェットストリームは裏抜けしますので、ご注意ください。

私がこのスケッチ帳に描く時に使う鉛筆はこちらです。

三菱ハイユニ
photo:19


これはもう定番ですね。紙質を選ばず、滑らかに描けます。

ステッドラー2mm芯ホルダー
photo:20


グリップ部分の重みが絶妙で、バランスがいいので、たくさん描いても疲れません。
(キャップ部分が芯削りになっています。)

ステッドラー1.3mmシャープペンシル
photo:21


Rinaちゃんにオススメされて購入しました。こちらも握りやすい形で疲れません。
しかも、キャップが繰り出し式の消しゴムになっていて便利なんです‼

大人の鉛筆
photo:22


これは2011年、日本文具大賞で、デザイン部門優秀賞を受賞した、北星鉛筆の2mm芯の鉛筆です。
木軸で手に馴染む感じがして好きです。

同じ2mm芯のステッドラー芯ホルダーと違うところは、ノックと共にカチカチと芯が出てくるところ。
「大人の鉛筆」という名前ですが、2mm芯のシャープペンシルといったところですね‼
芯ホルダーは、ノック部分を押すと芯がサーーっと全部出てきてしまいます。

動いているものを素早く何枚もスケッチしたい時は、芯ホルダーより、シャープペンシル式の方が扱いやすいですね♪♪

大人の鉛筆には、専用の芯削りがあります。
photo:39



マイブックのスケッチに色を入れたい時は、色鉛筆がオススメです。

紙がツルツルしているので、油性の色鉛筆より、芯が柔らかい水彩色鉛筆が描きやすいです。
(注:水を使って水彩にするのには向かない紙質です。)
photo:28


特にファーバーカステルのアルブレヒトデューラーは、芯が柔らかく、深みのある色が揃っているのでオススメです。

パステルも使えますが、厚塗りはできません。

このマイブック、文庫本にこだわって作られていて、

あとがきがあったり、
photo:23


奥付けがあって、
photo:24


著者名が空欄になっていて、自分の名前が書けるようになっています。

自分が書いた本。

なんだかちょっと嬉しいかも‼

あっ、新潮文庫なので、栞紐(スピン)が付いていて便利です。

表紙カバーを外してしまった方が、書き込みやすいのですが、
表紙が破れるなどのトラブル防止のため、丈夫な帆布のカバー(ユナイテッドビーズ)をかけています。
photo:25



できるだけコンパクトに軽くしておくと、いつでも持ち歩けますね~。

少々かさばっても平気!という方には、キングジムのノートカバー アンティーク(2冊収納タイプ)もオススメです。
photo:35


ペンホルダーや、ファスナーポケットが付いているので、
photo:36


スケッチに必要なものを、みんなまとめて入れることができます。


手軽に気楽にスケッチできる「マイブック」

立派な紙のスケッチブックでは上手く描かなければならない気がしてしまいますが、
これならどんどん描けてしまいます。

日付けは気にせず、1日に何ページも描いたり、なんにも描かない日もあったり……

気ままに描いて1冊終わる頃には、絵を描くことに抵抗がなくなって、
オシャレなスケッチブックで作品集が作れるくらいになっちゃいます。

ホントです‼絶対なります( `・ω・´)キリッ

絵を描くって楽しいことだったんだなぁ~って。

楽しいことが1つ増えると、毎日が一層楽しくなること請け合いです‼

身近な筆記具で、気軽に描いてみませんか?

あれ?
いつのまにか、マイブックのご紹介というより、スケッチのお勧めになっちゃったf^_^;)


「よし、バナナを描いてみよう。まず、よーく見て………」
photo:26



タクローさん!
目が怖いですよ~(ノ>д<)ノ



出演は江口みるくとCATASTERSの猫さんたちでした。




なんと‼
はるばる、オシャレな大都会の横浜から、
山なのに全然涼しくない妙高に、

あの、トラベラーズノートマスター「ラスカルさん」と、お嫁さんがご降臨です‼
photo:03


「うわっ、リアルラスカルっちだぁー、わーい‼」
photo:01



「おお~~、なんと美しいお嫁さん‼」
photo:02


……などと、

小さな集落はお祭り騒ぎとなったのでありました。

田んぼと畑以外に目ぼしいものが全くない妙高市へ、

ようこそ~~\(^o^)/

暇を持て余すこと請け合いですが、ゆっくりしてってくださいね~‼

………ってことで、

さっそくラスカルさんのトラベラーズノートを見せていただきました。
photo:04



ワイルドであります。

表紙装着のペンケースには、アウロラの万年筆やボールペンなどが入っていました。

中は、オシャレにカスタマイズされ、
photo:05


リフィル4冊とクラフトファイルの他に、テンミニッツの付箋パッドも挟み込んでありました。
photo:06



旅屋さん特製革ペンケースも並べて記念撮影です。
photo:07


(珈琲係りは中2坊)

黒姫童話館へ出かけ、
photo:08


七匹の子やぎの時計を見つけたり、
photo:24


ミヒャエル エンデの愛用した鞄を眺めたり、
photo:25



愛蔵版「モモ」や、
photo:09


スナフキンを連れて帰り、
photo:10



夜は地元猫に有名な、お魚が美味しいお店「清作」へ、
photo:27


トラベラーズノート仲間のRinaちゃん(モンブランのエドガー アラン ポーの彼女)が乱入し、

トラベラーズノート黒、茶、キャメルが勢ぞろい‼
photo:11


トラベラーズノート大宴会となりました。

ラスカルさんがお持ちの
ウォーターマン ハーレーダビッドソンの万年筆や、
photo:12


花梨瘤のボールペン、フリクション3ウッドグリップ、
photo:14


パイロットのキャップレス万年筆など、
photo:13


書きやすさも抜群でした。

Rinaちゃんのお宝、モンブランのエドガー アラン ポーとアガサ クリスティ。(アガサの蛇の目はルビーなんですね~)
photo:15


革製の2本挿しも素敵でした。

ラスカルさんからはお菓子や、
photo:23


紙のお香や、人型クリップ、
photo:17



サムソナイトのトランクや、
photo:18



こんな、可愛い鳩サブレの「鳩三郎」をいただいたり、
photo:19



Rinaちゃんからは手作りシールや、
photo:20


素敵なクリップをいただいたり、
photo:22



「なんだよ江口、
貰ってばっかじゃねーか。」
photo:16


(あっボス、すみません)

……という、

楽しくて刺激的なトラベラーズ大宴会だったのでした。

ラスカルさんも私も、健康上の問題を抱えていたり、
昨年の東日本大震災から学んだこともあって、

会いたい人には会っておこうという気持ちがありました。

そこへ、中2坊が心の風邪をひき、急遽、応援に駆けつけてくれたのでした。

「いつか…と言っていると、会えなくなってしまうから…」と。

握手した手が温かい。

トラベラーズノートと文具が繋いだ友だちのありがたさを、しみじみ感じた江口でした。

photo:21



<追記>
わーん
photo:26


ラスカルさんご夫妻からいただいた崎陽軒の焼売、
写真を撮る前に、すっかり美味しくいただいてしまいましたぁ~(ノ>д<)ノ