早朝、ホテルを出発。
標高4100メートルの高さにある湖、ヤムデュクコ湖を目指す。
長いと思っていた旅も折り返し。ヤムデュク湖から拉薩空港へ行き成田へ向かう。


ツアーメンバーのうち二人が高山病のため湖行きは断念しホテルから直接空港へ向かうことに。
かなりつらそう。。。


この日は早朝のためもあってか寒いくらい。
標高の高いところを目指すため厚着をして出発。
チベットで唯一という高速道路に乗って
ガイドさんの話を聞きながら一路、湖へ。


長い長い山道は途中5000メートル付近を通過する。
バスの中では、酸素缶を使う音がシューシューと響いている。



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山道を上る途中、自転車で登っている人を見た。
なんでも、ラサからチョモランマを超えてカトマンズへ抜けるサイクリングルートがあるそうで
ヨーロッパ人が好んで使う道だとか。
背中に酸素ボンベを背負って一生懸命漕いでいた。
こういう人は本当に高山病を警戒しなければいけないのでしょうね。
それにしても細い山道。途中落石もあったりしてそれなりに危険なのに
バスの隣で懸命に進んでいる姿は大変申し訳ないが滑稽にすら見えた。
人間って、なんでこんなつまらないことに一生懸命になるのだろうなんて思えてくる。



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途中、鳥葬(チベットでは天葬というらしい)の
葬儀場所と思しき場所を何度か見た。
ハゲワシに食べさせるだけでシンプルな葬式のスタイルかと思っていたが
天葬はチベット族の葬儀の形式の中で最もお金のかかる格式の高い葬儀方法だそうだ。


チベットでは葬儀の形式として
天葬(いわゆる鳥葬)
火葬
土葬
水葬
の四種類があり
上から順にお金がかかるものだという。


天葬では天葬師といういわゆる送り人のような人を雇い
湯灌をし、解剖をしてハゲワシが食べやすいようにした状態で
決められた場所に遺体を置いておく。
数日後、ハゲワシの食べ残した骨などの硬い部分を細かく砕いて
ツァンパという現地の食物に混ぜて団子状にしておいて置く。
ハゲワシがこれらを完食して完了となるそうである。
早く食べ終わると来世でいいことがあるという言い伝えもあるとか。


水葬は遺体を川に流すだけだそうだ。
最もシンプルでお金がかからない方法である。
がしかし、たとえば伝染病などで死亡した場合は
ハゲワシや川の魚に病気が染つるといけないので
火葬にされるそうである。


相変わらず私は酸素缶のお世話になることもなく
4700メートル地点にある撮影スポットに到着。
寒い。
トイレに行こうと思って歩いたら流石にクラクラっとした。
静かにしているとあまり感じないが確実に空気は薄いらしい。


ヤムデュク湖のヤムデュクは「トルコ石のような」という意味だそうである。
その名の通り、淡いが鮮やかな深みのある青はまさしくトルコ石のような色だ。


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チベット犬という犬がいる。
真っ黒い長い毛に覆われた大型の犬である。
このチベット犬とチベット族の女性が何組かいて
写真を撮る観光客に写真を撮らせていくらという商売をしていた。
チベット族の男性もいたが、こちらはアクセサリーの売り子をしていた。
添乗員さん曰く、安いが偽物だから買わないほうがいいとのこと。


あまり長居すると体によくないので早々に引き上げ。

少し下ったところにあるレストランで昼ごはんをいただく。



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少し下ったといっても4100メートル地点。ヤムデュク湖の湖畔にあたる。
豪華ではないが品数は多いしそれなりにおいしい。
海の家みたいな感じなんだろうか。
電気とかあるのかなぁとか、どうやって通勤するんだろうとか
ここで生活してるのかなぁとか色々疑問はつきない。
湖で魚が捕れるのか、干物を作っていた。とても不思議な光景。


たった600メートル下っただけと思うが、寒さも気圧も空気もぜんぜん違う。
湖畔を歩いていてもクラクラしたりやたら息切れすることもない。
不思議だなぁ。


上から見るとトルコ石のような美しい湖だが
湖畔へ降りてくると水辺にごみがたまっていたりして結構汚い。
ちょと残念だが観光地なんてそんなもんなのかもしれない。


ここはトイレが凄かった。
今度の旅で日本のトイレがどれほど先進的で美しいものか再認識したが
ここは本当にすごかった。

きれいかきたないかということよりも設備である。
穴の上に箱といった風情で流す水もない。
水が貴重だということはあるかもしれないが
それにしても人のしたモノが見えてしまうというのはどうなのだろう・・・。


月山に行ったときはバイオトイレという
土を使って排泄物を自然に還す仕組みを取り入れたトイレが設置されていたことを思うと
確かに高さは倍ではあるがあまりにもお粗末・・・。


同じツアーに参加していた高齢の方は
日本も昔はみんなこうだったのよ
あなたいい勉強よ
と仰っていたが。。。


山を下り、ラサ空港へ。

ラサ空港から3時間ほどで成都に到着。
国内線なのに2時間ばかり遅れた。
成都に着いたときはもう夜更け。
オプショナルツアーがあったのだけれど時間が間に合わずキャンセルに。


明日はいよいよ帰国だ。