最後の朝。
快晴。
4月のパリの天気は変わりやすいと聞いていたのに
全日晴れとは。私の雨女はどこへいったのだろう。
ホテルに迎えが来るのは夕方。
今日は午前中いっぱい使ってベルサイユ宮殿の見学だ。
最初の日に迷って迷って発見したシティラマ社のオフィスへ。
どこへいっても Bonjour Madame といわれる。
結婚していないんだけどなぁと思いつつも
そもそも見ず知らずのしかも外国人に対して
一体どうやって区別をつけるのだろうとか考えたりする。
きっと大人と思われる女は全員 Madame なのだろう。
シティラマは現地ツアーの会社なのでツアーに参加する人は
世界各国から集まった方々。
私の参加した回は英語と日本語とスペイン語のガイドさんが
同乗だったからおそらくイギリス人、アメリカ人、日本人、
スペイン人、南米人が一緒だったと思われる。
日本人は私を含めて3人。愛媛からという若夫婦と思われる方々と私。
なんでもイタリアとフランスと2カ国周遊ツアーで
この二日間はパリでの完全自由行動なんだとか。
日本語のツアーガイドは日本語を話すフランス人。
注意して聞いていないとフランス語かと思ってしまう
フランス語なまりの日本語。鼻母音連発。エレガントですねぇ。
ベルサイユ宮殿はいわずと知れた
フランスブルボン王朝の黄金期に建てられその最後を見守った宮殿だ。
とにかくなんでも規模が大きい・・・
豪華・・・
贅沢・・・
絶対王政の力をまざまざと見せ付けられるようだ。
世界遺産の見本とでもいおうか・・・。
庭園だけで世田谷区と同じ面積というから恐れ入る。
週末は噴水ショーをやるらしいが生憎平日のため噴水は沈黙。
噴水ショーの日は庭園の入場料がいるそうだ。
庭園の中では世田谷区を走るためのカートが用意されていて
追加料金で使用可能。
時間があれば徒歩でもカートでも世田谷区の全体を見渡してみたいものだ。
庭園の奥には二つの離宮があって
王家の皆さんはそちらを主な生活スペースにしていたらしい。
やっぱり豪華で広すぎるお城は住みにくいんだろうか。。。
特にマリーアントワネットはプチトリアノンと呼ばれる
小さな離宮で牧歌的な生活を好んだらしい。
パンが無ければケーキを食べればいいじゃないとのたまった方の
牧歌的は一体どんなものなのかとは思うが。
往きは事故があって渋滞して時間がかかったらしいが
帰りは特に問題なく、それでも渋滞はしたが、
無事にパリに帰還。
ちょうど1時。
まだ少し時間が時間があるし
せっかくだから昨日通り過ぎてしまったオランジュリー美術館へ。
絵画にも印象派にもモネにも大して興味はないのだが
モネの希望を忠実に再現したというその展示方法に興味があった。
絵の印象は各々方の感性に任せるより他ないが一見の価値はあろう。
3時半。
そろそろホテルに戻る時間だ。
折角だからベルシー橋でも拝もうかと思ったが
場所がわからず・・・
ベルシーヴィラージュの傍の露天で
チーズパニーニを買ってお腹を満たし一路ホテルへ。
少し荷物の整理をして待っていると迎えのバスが到着。
同じ旅行会社のほかのツアーの方も混じってシャルルドゴールへ。
空港へ向かうバスの中では
送迎の係員さんが色々と注意事項など説明してくれる。
うつらうつら聞いているうちにバスは空港へ。
座席は事前に指定してあるしチェックインだけだ。
帰りは5時間遅れなんてないよなぁと思いながら出国。
帰りの飛行機ではラッキーなことに隣二席が空席だった。
通路を挟んで隣に座っている男性のうらやましそうな視線を感じながら
横になったり荷物を置いたり枕を何個も使ったり。
さしておいしくない機内食がやたらおいしく感じたのは
サンドイッチばっかり食べていたせいだろうか。。。
パリ、次に行くときはどんな街になっているのか。



