パリの三日目。
今日もいい天気で機能よりだいぶ気温は高め。
通勤客に混じってオペラ座界隈へ。

オープンツアーのバスを待つ間にも
日差しはどんどん強くなる。
今日も焼けそうだ。


30分も待っただろうか、モンマルトルコースのバスが到着。
今日最初の目的地はサクレクール寺院。
途中ムーランルジュを横目に見て

バス停の彼方に白亜の尖塔が目に入ってくる。

参道には観光客相手のお店が立ち並ぶ。



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5分ほど歩くと入り口が見えてくる。
階段で上がることも出来るが

ケーブルカー?のような乗り物で上がることも可能。
暑いし無駄に体力を消耗したくないので迷わずケーブルカー。

入り口の階段では上り疲れた方々が休憩している。


以前からずっと思っているのだが
欧米人の寒暖の感覚はいまひとつわからない。
結構寒くても日差しがあると直ぐに半そでやノースリーブになって
その場ですぐさま日光浴を始める。
日照時間の少ない国の人は太陽光を浴びないと病気になるから
そういう習性なのだというが
日差しを遮るものといえばサングラスだけで日傘も帽子もなし。
だから皮膚癌になるのだろうなんて思いながら礼拝堂へ。


中の空気はひんやりとして荘厳な空気を醸し出す。
ステンドグラスから差し込む光は七色に輝いてとてもきれい。
高い天井と心地よく冷たい空気、所々から漏れる日差しは
なんとはなしに京都の知恩院を思い出させた。


境界の関係者なのか政府観光局の関係者かわからないが
中で見回りをしている人が何人かいて
写真をとったりおしゃべりをしたりしていると注意される。
いずこの国でも同じことがあるのだなと思う。


どこの協会でも同じなのかもしれないが
尖塔に登ることが出来、地下にはクリプトと呼ばれる納骨堂がある。
サクレクールはこれらを公開している。
チケット売り場の窓口はひとつ。
申し訳程度にクレジットカード対応の券売機が一台あるものの
殆どの人は気づきもせず素通り。
もしくは対応するクレジットカードを持っていないのか。


売り場の担当者は不機嫌そうではないものの
同じことを何度も繰り返すせいか少々ぶっきらぼうな物言いだ。


まずは納骨堂へ。

地下だけあってかなり涼しい。
それにしてもこれが地下?っていうほど確りしたつくり。
どなたがお眠りになっているのだろうか。

M7クラスがきたら木っ端微塵になるのだろうけれど
そんなことを考えるのは日本人だけか。。。


続いて尖塔へ。
モンマルトルは丘状地でその頂上部分にこの寺院は位置してる。
だから尖塔からはパリの街が一望できる。
とガイドブックに書いてあった。


エッフェル塔に上れなかったのでせめて
ここからパリを一望しようと300段の階段を上る。
段数はともかく、螺旋状の階段は眩暈を催すこと必至。
しかも階段は非常に細く人一人通るのがやっと。
それでも尖塔のテラスからの眺めは最高だ。



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おそらくイギリスからの観光客と思われるおばちゃま三人組が
Jesus!とかAmazing!とかOh my ナントカ!とか騒いでいる。

英語の教科書でこれらの単語を見ていたときは
ほんとにそんなこと言うのかよと思っていたが
言うんだなこれが。
私的には感動は無言で表現するものだと思うのだが。。。


すっかり長居をしてしまい時計を見ると昼を回っていた。

降りるときも例のケーブルカーを使ったのだが
なぜかチケット売り場に人がいない。
チケットはメトロと共通なのでカルネで改札を通る。
カルネはこんなところでも役に立つ。

何も持っていない人は歩いて降りろってことだろうか。
こういうところがこの国を観光地世界一にさせない理由なのかも。


以前何かの記事で読んだのだが国連の機関に
WTO 貿易の方ではないもうひとつのWTO
即ち World Tourism Organization という機関があって
普段何をしているのかは知らないが
国連加盟国の観光地ランキングを作っているらしい。

そのランキングによると第1位はスイスで
フランスはたしか9位。われらが日本は15位だったろうか。


寺院の入り口で観光客を待ち受ける流しの土産物屋を振り切って
参道の露天でサンドイッチを買ってバス停へ。
バスの中でサンドイッチを頬張りながらオペラ座へ向かう。


以前からフランスでは

移民と国民の間の対立があるということは聞いていたが

街中にはどう考えてもアフリカからの移民と思われる方々が

かなりの割合でいる。普通に働いている善良な市民も多いとは思うが
こうした流しの物売りに白人はいない。

メトロの構内で声をかけてきた

詐欺が追いはぎと思われる人も黒人だった。

仕事を求めて移民をしてきたはずの地で

犯罪に手を染めざるを得ないというのは悲しいことだ。


さてオペラ座。
パリにはオペラ座が二つあって「オペラ座の怪人」で有名なのは
ガルニエ宮と言われる古い方だ。
日時を選べば通常非公開の内部見学も可能らしいが
時間が無いしとりあえず自由見学の部分だけでもと思いチケットブースへ

。リハーサル中のためホール内の見学はできない由の案内板。

各国語の中に日本語があるのは嬉しいことだ。
凡そのことは英語で理解できても国外に行くとやたら日本語がありがたく感じる。



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ガルニエ宮は外部もかなり物々しくて
金箔張り?の彫刻が印象的な見た目だが内部も豪華絢爛そのもの。
大理石の階段、重厚な絨毯、金箔張りの細工物に大きな彫刻。
ホール内は見学できないとのことだったが
テラスから内部を見ることが出来た。
テレビで何度か見たことのある赤い光景。
天井にはあのシャンデリア。
次に来るときはここでオペラを。そんな夢想もしたくなる。



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ルーブル美術館を目指して再びバスへ。

しかし人が多すぎて下りる気にもならず
ガラスのピラミッドを拝んで通過。



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そういえばセーヌ川くだりの例のおばちゃんが
ルーブルもチケットの列が大変な並びようで
チケットを事前に買っている人のための入り口があるから
ツアーで申し込んで入った方がいいとか言っていたっけ。


このピラミッドの存在をはじめて知ったのは
中学二年の数学の教科書だった。
なぜこれが美術ではなくて数学の教科書に載っていたのか
理由を授業で説明されたはずだが全く記憶に無い。
あれから17年の時を経て今自分の目の前で本物を目にしているとは。


続いてノートルダム寺院へ。
やっぱり長蛇の列。



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中に入るのはあきらめて
外観写真だけとり折角なのでみやげ物やを覗いてみる。

パリの観光名所をデザインしたみやげ物がずらりと並ぶ。

エッフェル塔の模型、エッフェル塔や凱旋門、

ノートルダム寺院を模様にあしらったスカーフ、

Tシャツ、マグカップ、グラス、帽子、靴下、パンツ、などなど・・・。
I LOVE PARIS はもう流行遅れなのかあまりない。
ただまぁさすがにファッションの街だけあって
それほどひどいデザインはない。


ふたたびバスに乗り込みオランジュリー美術館を目指す。
日差しはますます強く容赦なく体力を奪っていく。
しかもバスは満員。
なんだかもうウンザリして降りる気にもならず
シャンゼリゼ、凱旋門、エッフェル塔とぐるっと一周して観光を終えた。


ホテルに戻ってから気を取り直し
寒くもないし日が落ちてから夜の街を歩いてみよう
セーヌ川クルーズのチケットはそう思って2枚買ったし
と準備開始。


疲れるから荷物は最小限にし
ちょっと目を休めようとコンタクトを外して
アイマスクを架け横になったらそのまま深い眠りに落ちたらしく
気づけば23時を回っている。


確かに日は落ちたがさすがにこの時間から
出歩くのは無理だしだいたいどこも閉まっている。


高緯度地方だけあって日の出ている時間は長い。
4月だが既に夏時間。
日暮れを迎えるのは21時から22時ころ。
これなら夏時間も頷ける。
日本でも夏時間がひところ話題になったことがあったが
パリの夏時間と比べると無意味の一言に尽きる。。。