お幸せさまです。
今日は、 「国際ボランティア・デー」
ボランティア活動の貢献に対する認識を高める日です。
ボランティア活動に参加できる機運を高める日なんだそうです。
※社会軸タイプと相手軸タイプ
ボランティア活動していますか。
ボランティア活動と言っても沢山あります。
社会福祉や環境保全、国際協力等における自発的・自主的に行われる無償の奉仕活動の事です。
東日本や熊本・大分の震災ボランティアを思い起こす人も多いでしょう。
視点からの話しをすると、ボランティアは皆の為にという “社会軸” に当たります。
この誰に視点があるのか、誰の為にガンバルのか、を 「行動基準」 と呼びます。
これには３種類あって、
■自分軸： 自分にある
■相手軸： 目の前の相手にある
■社会軸： 皆にある
で、それぞれしか持っていない人や幾つかを持っている複合型の人もいます。
４千人くらいの統計を取ったところ、図の様な割合になりました。
相手軸を持っている人が約５割、社会軸が約３割、自分軸が約２割となりました。
これからすると、日本人って自己主張よりも、 “人様の為に” のタイプが多い事が解ります。
小さい頃から、そう言われて育った人も多いでしょう。
日本人らしい、と言えますね。
米国や中国に行くと、自分の為にという自分軸タイプがもっと増えるんじゃあないでしょうかね。
また、社会軸を持っている人の割合が３割という事は、ボランティアに関心がある人の割合も３割と言う事になります。
逆に、残りの７割の人があんまり関心がない、のです。
日本では、あんまりボランティア活動は活発ではないと言われていますが、その所以ですね。
良い悪いではなくて、視点や動機があんまりないから、なんです。
阪神淡路大震災時に、ボランティア活動が活発になり、 “ボランティア元年” と言われました。
潜在的に持っている人が顕在化した、とも言えますね。
相手軸が多いと言いう事は、遠くで困っている人たちよりも、目の前で困っている人が最優先である、という事を意味しています。
つまり、
貴方が幸せでないと、皆も幸せにはならない。
という考え方なんです。
これが 「日本人気質」 と言えるのではないでしょうか。
ちょっと例えが変ですが、家族をほっといてボランティアに出掛ける人と、家族優先でボランティアに行けない人、の違いとも言えます。
後者の日本人が多いという話しなんです。
なので、身近な相手を想定した社会活動、ボランティア活動における相手の定義等があれば、もっと活発化して行くと考えられます。
そういった意識付けや動機付けが必要なのだと思いますよ。
ちなみに、自分軸だけを持っている人は、約４％です。
自分が最優先！！ な人は、とっても少ない ・・・
これもまた日本人気質と言えますね。
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社会軸、私は少ないの。。。
