極寒の山での学びとは? IN 安来市 | 薪ストーブのある暮らしリアル設置現場ブログ|(有)野口木材店

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さて 極寒の安来の山奥での 立木勉強会へ参加

この道50年のFさんの手ほどきを学びました。

 

モメ 目回り??? っと専門用語ですが

モメ=台風で倒れかけで頑張って荷重が掛り 繊維がつぶれた状態

目回り=台風で倒れかれかけ 繊維が離れ 年輪に反って割れている状態

 

っと一般の方には全く関係ないですが この仕事を50年続けておられた

Fさんの話を聞くチャンスがありました。 顔には皺が深くありましたが

年輪のごとく 深く綺麗でした。手袋なしでは耐えられない凍える寒さでしたが

Fさんのほほえみで心がほっこりあったかくなりました。Fさん 有難うございます。

 

そしてアスファルト道路から冬山登山15分

一部斜面を登りたどり着いたのがここ

雪の残る場所

 

 

この道50年の先輩が 木材市場に出荷して山元さんにお金を少しでも

還元できる立木の見分け方には 実に奥深い物を感じました。 ここは47年生の

杉の丸太が並ぶ山 実際60-70年生になり 4mで末口40cm位になれば

2丁取して 化粧の梁桁などにも使用できるので 単純に私はこの場所の伐採は

まだ早い!と感じましたが、オーナーさんのご都合もあるようです。

中略

 

今回は 台風のモメも確認できました これを製品にすると↓

 

弊社も加工業務がフル回転で仕事していますが、こんな材も中には

入っています。大工さんの目利きでうまくこんな材も使って頂きたいです(*^▽^*)