藤原新也という作家といえか写真家というか、エッセイストというか、この人の本を45年ほど読み続けている。

全東洋街道、東京漂流、メメントモリ…








世界の辺境、秘境を時には大都会や広大な大陸を彷徨い歩き、晒した文章と写真は、臨場感とともに人々の営みの寂寥感と、深い郷愁を覚えさせるものばかり。

2年ほど前に出た祈りが、旅の集大成的な写真とエッセイ集。






全東洋街道で、毎日芸術賞を受賞したカメラマンも今や80歳。

世界の見方、人々の思いの裏側にある闇など、色々と教えてくれた気がする。

感謝。