こんにちは、起業副業キャリアコーチのまゆみです。
さて、結婚しながらお仕事する方は多いと思います。
で、あなたに、今妊娠が判ったら、どうしますか?
厚生労働省の関連機関が発表した「出生動向基本調査」によると、第1子を出産した後も仕事を継続している女性の割合が53.1%と、初めて半数を超えたという報告があります。
五年ごとの調査で前回時の40.4%から大きく上昇しています。
「仕事しながら、子育てする」がスタンダードな時代になってきて、女性としては嬉しい限りです。
働きながら子育てした人間として共感できます。
が、実際私が妊娠したと判明したときは、
「どうしよう~~」
のひとことでした。結婚もしていたし、夫も喜んでくれたのですが、
「仕事をやめなきゃならないの?」
「子どもって、私に育てられるの?」
の二つが問題でした。
大変有難いことに、ひとつめの問題=仕事継続については
会社が育休システムを構築してくれて、一年後には復帰できる見通しがつきました。
本当に嬉しかったです。
その頃の私は仕事だ~い好き人間でしたので(今もですが)(^_-)-☆
復帰する場所がある、と思えること自体が嬉しかったです。
2つ目の問題のクリアは、産むまではクリアできませんでした。
いや、多分、今も、ずっと持ったまま、試行錯誤しながら「生きあって、育ちあって」きた気がします(それは後日)
とにかく、第一子産んで育てる1年がスタート。
念願の主婦生活をしたのです(結構あこがれていたのです)
赤ちゃんを抱っこして、お散歩して、離乳食を作りました、
そんな毎日が、楽しくもあり、新鮮でもあり、帰宅がぐっと早くなった夫に驚きながら「宇宙人」赤ちゃんを慈しみました。
でも、ずっと、ずっと、この毎日が続くのか、と思うと正直ぞっとしました。
子育てという「変化」が娘の成長のみ。
会話をするのが「ばぶー」が返答の赤ちゃんと、夫のみ。
会話のネタもなくなってきて、かといって新聞読むという時間もない(授乳などなど)
(ご近所のママ友もいたのですが、なかなかこれが大変な方でして、汗;)
そんなとき救ってくれたのが、仕事の依頼でした
「四月に新人研修するから、ちょっと手伝ってくれない?」
本格復帰まで、まだ半年あるのですが、二つ返事で請負いました。
子どもの世話は、信頼できる一時保育可能の保育園を手配できたのも幸運でした。
久しぶりに吸う会社の空気。
お客様との会話、そして会社仲間との関わり。仕事の緊張感と達成感。
私が「谷脇まゆみ」に戻った瞬間でした。〇〇ママではなく。
「やっぱ、いいなあ!必ず半年後ここに帰ってこよう」
子育てと仕事の両立は大変です。正直。
起業と子育ては、半端では出来ません。
だって、仕事も子どものように愛おしく手がかかります。
でも、
子どもなしでは生きていけない。
でも、子どもだけでも生きていけない。
私が私として生きるために。
そして、子供の人生に、不必要に介入しないために。
そんな決意をして、オフィスを離れた新人研修最終日でした。