キャリアクリエイターのまゆみです

お客様をひきつける「話し方」ではないの?

話し方も大切です、でも、その大前提には気持のよい「聴き方」があります。

 

さて、みなさんはいつも、お客様の話のどこにアンテナを立てていますか?

アンテナの立て方ひとつで、ぐっと惹きつけ度、ファン度が変わります。

 

昨年、セミナーで「最近のとても嬉しかった話、楽しかった話」を

テーマにペアになって3分づつ、話し、聴くというロールプレイをして

貰った時の話です。

 

「さて、話してみて、どうでした?聴いてみてどうでしたか?」

と問いかけたとき、

 

「もう、聴いていられなかった。

いつまで、そんな自慢話ししてるんや~。と、口ふさいでやり

たかったですね」

と、おっしゃった参加者さんがいました。

それは、その方にとって大変なことだったと思います。

 

この方は、どこにアンテナを立てていたのでしょう?

嬉しかった、楽しかった、その話の内容。

そして、それに反応した自分の声「やめろよ、いい加減」を

ずっと、自分の心の中で聴いていらしたのでしょう。

 

正直、相手の楽しい話って、自分と価値観が違うとイラッと

くる時もありますね。

しかし、コーチングはそこを聞きません。

話の内容を聴かないのです。

ずっと、相手の話の先にある、もしくは奥にある

「この人は、何を大切にしているのだろう。」

「この人を、こんな笑顔にする原動力はどこにあるのだろう」

と、ずっと、その人自身を120%の力で聴いているのです。

 

そうすると、その方が美味しいモノを食べることに家族の

幸せをみたり、ちょっとだけ贅沢する大切な思いを感じたり

します。

 

そこを相手にお返し(お話し)するとどうでしょう。

「美味しいものって、〇〇さんの余裕のひとときなのですね」

「一緒に美味しいものを食べると、家族である実感が湧きますね」

 

ぐっと、距離が縮まると思いませんか?

違っていても、仕方がない。そうじゃなくってね、実はね、と話が弾む

きっかけになるかも知れません。

 

苦手な人ほど、この聴き方は有効です。

そうすると、苦手さの後ろにある、素敵な面も見えてくる。

そして、不思議に苦手な方も少なくなって、そういう方があなたの

ファンになってくれるのです。

なぜなら、こういう聴き方をされると、気持ちいいですもの。

 

コーチングは、ずっとこの聴き方をします。

そうすると

「なんか気持ちよく話せた。

思いもしないことまでお話しちゃいました。すっきりしました」

という感想を貰います。

 

あなたも、明日からトライしてみませんか。

家族でも、お客様でも。

 

きっと今までとは違う、一面が見えてきます。

そして、あなたの応援団が増えるかも知れません☆

 

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