時々やってきては、しばらく続く、読書ブーム。

きっかけは、ブログ記事が多いです。

気になった本を、即図書館で蔵書検索し、

予約をして借りてきます。

 

まずは、どなたかのブログで挙げられてた、

花房観音さんの、

『ヘイケイ日記  女たちのカウントダウン』と

『シニカケ日記』。

 

前者は、私としては、

そのお年頃も既に過ぎてしまいましたが、

主に更年期にまつわるお話。

なかなかに赤裸々なお話もあり・・・。

このテーマのお話って友達同士でも

そんなにディープに話さないので、

興味深かったです。

 

後者は、花房観音さんが、

更年期障害の不調だと思っていたら、

ある日突然、倒れ、それが「心不全」だと分かり・・・、

緊急入院して退院して・・・の間に考えたこと。

 

似た経験がある私としては、

「そう、そう」とうなづきながら、

おもしろおかしく読んだけど、

そういう状況になって初めて気づけたこと、

考えたこと、いっぱいありますね。

 

この本に出てきたのが、

村井理子さんの

『更年期障害だと思ってたら重病だった話』と

門賀美央子さんの

『死に方がわからない』。

 

このラインナップで本借りてたら、

図書館の人、

「この人、病気で悩んでるんかな。大丈夫かな。」

って心配したかもしれない。

 

村井さんのは、花房観音さんの2冊目と似ていて、

不調で病院に行ったら、心臓の重病だったお話。

こちらの方が花房観音さんより先のお話なんだけど、

お二人とも、そこからの気持ちの変化を

暗くなく、客観的というか、

いやむしろもう「ネタ」のように

書き綴られている。

しかも、お二人とも関西の方なので、

「それって○○やん」とか、

セルフツッコミ入るし、なんか楽しい。

(不謹慎だったらすみません・・・)

 

で、最後に今読んでるのが、ラストのやつ。

本の冒頭にもあるけど、

「別に自殺願望があるわけではない。

 (中略)

 「大過なく寿命を迎え、きれいサッパリ死んでいく」

 方法が皆目わからなくて困っているのだ。」

 

私も還暦を過ぎ、人生折り返し地点どころか、

第4コーナーにさしかかったか、回ったか・・・。

もうゴールがぼんやりと見えるところまで来ている。

同い年の友人には、

もうエンディングノートを書きかけている人もいる。

私もそろそろ書かないとなぁと思いつつ、

まだ購入に踏み切れていない。

 

私が本を読むときは、共感を得たいようです。

ふむふむ、そうそう、あるある・・・。

それに、寝る前に本を読むと、

読んでるうちに眠くなってくるし、

よく眠れるような気がします。

寝る前にスマホ見るのはよくないっていいますもんね。

 

この4冊が終わったら、次はあるのか、

ブームは去るのか、さて・・・。