空海さんが言うには、ペットは神仏の使いとして地上にいるのだそうです。
つまり人間を魂から癒す、そのような役割を担って生まれて来るそうです。
ですからペットは死ぬ時に、飼い主との日々を思い出して、自分のことを目一杯可愛がってくれたなぁ、たくさん愛してくれたなぁと考え、「ああよかった、自分はちゃんと役目が果たせたんだなぁ」と満足するのだそうです。
病気で苦しいとか、死ぬまでがちょっとしんどいことは最初から•••生まれる時から覚悟していたことで、もう少し待てば肉体を脱げるということもペットは知っています。
ですから「死ぬこと」はつらいことではない、と空海さんは言います。
神仏が心の闇を癒してあげたくても、楽しいひとときを与えたくても、見えなかったり聞こえなければ届きません。
しかしペットだとそれができるのです。
神仏の使いとして地上に仕事をしに来ているとは、そうゆうことです。
ですから、「あなたは立派なお仕事をしました」とねぎらわれることが、ペットの至上の喜びなのだそうです。
空海さんは飼い主に悔いが残らないようアドバイスを一つくれました。
褒めてあげることが、献身的に自分をサポートしてくれたペットに、
最後にしてあげられる「恩返し」である、と。
ー神仏のご縁をもらうコツー