安保法案の衆議院通過に対して、
皆さんはどのようなご意見をお持ちでしょうか?
私は、賛成派の意見、反対派の意見双方の意見を調べて、
これから自分なりの結論を出していこうと思います。。
いくら必要な法案だからといって、このやり方はダメでしょう。
日本は民主主義の国だと思っていましたが、
その根底を覆すようなとても悪い面を政治がみせています。
反対派がいる中で、
自分が主張したいことの正当性を押し通すことは、
クーデターやテロと言われるものです。。
国民の暴走を縛るものが、法律ならば、
政治家の暴走を縛るものが、憲法です。。
国民は、憲法を守る必要はありませんが、
政治家は憲法を守る必要があります。。
それが、この民主主義国家のあるべき姿だと解釈しています。
その憲法の解釈を変更しようというのが、
今回の安保法案ですが、その憲法解釈が違憲だと
されているのに、違憲ではないと、
憲法を守らなければならない立場の人間が主張するのは、
これはとてもおかしなことですよね。
それでも、この法案を強行採決したことに
賛成をしている人もいるのです。
これにはとても驚きですが、その人達の意見をみていると、
その人たちなりの情報の中で、賛成という判断をしているので、
それが間違っているとも言えない部分もあります。。
要は、解釈の問題です。
「戦争ではない」と安倍さんが言ったら、
賛成派は、中国・ロシア・韓国との紛争の
抑止力になると捉えて、
反対派は、アメリカの戦争に巻き込まれると捉えています。。
この意見のどちらが正しいのかを議論しているわけですが、
まだ安倍さん自体がそのように言っておらず、
そのような状況にもなっていないので、
今の時点では分からないというのが、正直なところです。
今の時点では分からないことに対して、
賛成なのか、反対なのかの2者択一で
考えなければならないので、
よく分からないこの法案に対して、
多くの人が反対の意見になっているのだと思います。。
法案に賛成の人たちは、
中国が尖閣諸島を自分たちのものだといって、
共産党内部と、半ば分離した形の軍部
(共産党ではコントロール困難になっている)が、
漁船という形で日本の領海内に侵入してきて、
いざこざが起きていることに対する
抑止力になるということのようですが、
今回の国会答弁で、このような話しは出てきたでしょうか?
中国とか、ロシアとか、韓国とかを
敵国と見なした議論ではないのではないか・・・
というのが今の私の意見です。。
つまり、今回の国会で言われていたことは、
「ホルムズ海峡機雷除去」のことがしきりに言われ、
集団的自衛権の憲法解釈の変更で、他国で戦争をしている時に、
アメリカと一緒に戦地へ行き、後方支援をするというのが、
いいのか悪いのかという議論です。。
集団的自衛権での後方支援の定義を考えると、
これは荷物や燃料の搬入だけではなく、
攻撃することも国際的には後方支援であるという解釈は、
常識であるという記事も読んだ事があります。。
つまり、安倍さんは憲法解釈を変えると言っていますが、
解釈を変更する前でも、集団的自衛権が認められている国は、
交戦権はあるということになります。。
つまり、今更、憲法解釈を変更しなくても、
他の国が戦争をしていて、荷物や燃料の搬入の後方支援は
行う事は、国際的には認められています。
しかし、過去の国会答弁で、
「日本は集団的自衛権を持つが憲法上行使できない」
という違憲解釈の原型が、1972年と1981年の国会答弁書に
示されたことによって、集団的自衛権の行使は、
違憲であるとなっていました。。
つまり、憲法9条の、
「戦争の放棄」「戦力の不保持」「交戦権の否認」
に引っかかって、参戦できないということですね。。
そのことがずっと今まで続いていたから、
これまで表向きは、後方支援は行われていなかったため、
日本は戦争をしない国であると、
諸外国から認められていたからこそ、
テロの標的にもなっていなかったという事実があります。
ところが、イラク戦争を契機として、
集団的自衛権という言葉が出てきました。。
もともとは、中国や北朝鮮などからの攻撃に備えるため
と言っていましたが、
そもそもこれらの国から攻撃を受ければ、
個別的自衛権で十分に対処できますし、
戦争をしないと言っている国に、先制攻撃をしたとなれば、
国際的な批判は避けられないですので、
自ら中国・北朝鮮が攻めて来るとは、
現実的には考えにくい状況です。
それでも、集団的自衛権の憲法解釈の変更をする理由は、
中国や北朝鮮の驚異ではなく、
売られてもいない戦争に、日本が参戦しようという理由しか
残らないということになります。。
その戦争には、誰が行くのか?っというと、
今、重要なことを決めている安倍さんや国会議員
ではありませんし、
今、これを読んでいる我々でもないかもしれません。。
誰なのかというと、
今の自衛隊や、自分の子供や孫の世代の人たちが
戦争に行く事になります。。
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