現在、介護保険に限らず、社会保障制度自体、
既に保険者から集めた保険料だけでは賄えていないため、
税金などが投入されています。
年金や、医療保険も、赤字国債の発行によって、
保たれているのです。。
昨年行われた、消費税8%への増税分ですが、
増税分は、８兆１千億円と言われています。
今回の増税分は、多くは年金の支払いを国債発行で
賄われていた部分の補填や、
医療保険も同じように国債発行で賄われていた部分の補填
などに、ほとんどが使われています。
そして、医療・介護サービスの充実のために使われたのは、
904億円です。
これも、医療や介護に携わる人たちの人材育成についての
財源になりますので、
本当の意味での社会保障の充実が行われるのは、
10%増税した後の財源であるということが分かります。
つまり、子育て支援や、低所得者の社会保障の利用時の負担軽減
などについての財源についてはですね。
これが、消費税の動きについて、
今考えられることではないかと思います。
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