2030年になると、
団塊の世代の方が、80歳を迎える年齢になってきますので、
看取りの問題がでてきます。
つまり、亡くなる場所の問題ということです。。
日本人の女性の平均寿命が86歳、男性が79歳だと言われて
いますので、2030年~2040年というのは、
亡くなる方の数が増加するということが言えます。
1975年頃は、自宅で亡くなる方と病院で亡くなる方の数は、
だいたい半々くらいでした。
しかし、現在は、自宅で亡くなる方は減っていき、
病院で亡くなる方が多くを占めています。
ところが、今後の国の政策をみていきますと、
病院で亡くなる人はこれから増えるのに、
病院のベッド数は増やさないということになっています。。
それによって起こる問題は、
亡くなる場所の確保が現時点でできていないという事です。
現在、国が出しているシミュレーションでは、
2030年に向かって、病院で亡くなる方の場所の数は維持して、
自宅で亡くなる方の場所を1.5倍に増やし、
介護施設で亡くなる方の場所を現在の2倍に増やしたとしても、
約47万人の人の亡くなる場所の確保が
できていないということになっています。。
前回まででお伝えしたように、
一人暮らしの高齢者は、
2010年には250万世帯だった数が、
2025年には、402万世帯へ増加してしまうという状況です。
入院もできないし、
自宅でも介護をしてくれる人はいないのです。
そういう方が、47万人もいるということが想定されています。
大変な時代がくることが想定されていますが、
2030年までは、まだ時間があることを考えると、
これから先のことも想定しながらの
人生設計が必要になってくることが言えます。
それは単にお金だけの問題ではなく、
病気にならない健康であり続けることと、
その習慣を身につけることであったり、
住む場所の確保と、近所に困ったときに助けてくれるような
コミュニティを自らが作っていくことであったり、
自宅周囲の公共交通機関や学校や病院などの、
生活の導線について考えることであったり、
ある程度自給自足ができるような、
野菜作りなどが出来る環境を作る事であったり、
他にもいろいろあると思います。
これは、将来のリスクに備えるということもありますが、
自分や家族の幸せな環境についての再考する機会でも
あるのではないかと思います。
やはり、幸せはお金では変えないものですし、
人それぞれ違うものですので、
リスクを理解することは、自分の将来について、
真剣に考えるきっかけにもなると思っています!
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