未来(20) 夢を持て! 市町村がなくなる前に国が消滅していると占う翁 | 自分史の旅 tarojie

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黄昏の落ち葉が似合う年齢になった。何かを残すこともない過ぎ去る日々、何かストーリーを書いておきたいと思いブログを始めたものの面倒だと思う日もある。忘れること思い出すことできなくなるかもしれない。まだ真黄色な楽園ではない。少しは色もある萎びれ枯れて行く。

未来(20) 夢を持て!  市町村がなくなる前に国が消滅していると占う翁

 

2050年それは今から26年後、97歳になったポンコツな私は生きているかわからない。やはり死んでいるだろう。いろいろと故障しそうだと最近富に感じる。歯が痛い。首が痛い。時々足も痛い。背中も昨年痛かった。頭は回転鈍くぼ~としている。

 

それでも入院したことがない。こんな身体を労わりながら97歳まで生きる事が奇跡だ。 さきほど『有識者らでつくる「人口戦略会議」が消滅可能性自治体のリスト』が発表されている。744の自治体が消滅と予想されている。我が町の名はなかった。

 

付近の市を見れば9市町村が消滅となっている。出生率は上がりそうもない。3人の娘、息子を見て結婚しそうにない。機会を探そうともしない。未だに相手を紹介されたことがない。本人の自覚に任せていると婚期を逃しそうだ。家庭を持つ夢がないのであろう。

 

人口が減ることはバブル期の頃も言われていた。しかし対策を打たなかった。目の前の経済ばかり目が奪われ無策の景気刺激に補助金、助成金に多く使われた。それがゾンビ企業を長らく生かしてきた帰結と感じている。

 

政治もそうだ。政党と名乗る各党も身を切る改革をしない。急がねばならない事象も多く、議論ばかりで貴重な時間を空費している。議員にはいろいろ手当てがつくが国民の我々は税金を納めて後で付けが来る。もっと仕事してくれと願いたい。

 

人が減って廃屋ばかり。列車は1日数本、道路、上下水道、橋も崩れてゆく。街灯も点かない。ごみ収集が月2回になっている。衛生状態も極めて悪い。その前に国がなくなっている。それを私は天国から眺めている。昔は良かったなぁ。不吉な未来を占ってはだめだ。

(2024年4月28日)