僕は毎朝、神棚に手を合わせます。
神様には感謝を伝える。
そんなことが気付いたら習慣になっていました。
初めは、形ばかりの感謝だった。
言葉だけの形だけだった。
だけどいつからか、
心から湧き出る感謝に変わった。
それは、
僕自身、僕の世界すべてが、
僕以外のもので創られていることに気付いたから。
全て僕のために用意されたものであることに気付いたから。
僕という存在は、
僕の力で生まれたのではない。
僕一人で出来た身体ではない。
僕は僕だけど、
僕以外の人達で出来上がっている。
そしてまた、
それ以外のもので、
それ以外のものを取り入れ、
それ以外のものたちの中を、
それ以外のものたちのお陰で創られ育まれて来た。
どこまでも遠く大きく果てしない繋がりの元に
僕という存在がある。
そしてそれは僕だけじゃなく、
全ての人がそう。
全てのものがそう。
良いと思うことは素直に有難く。
悪いと思うことは、自分の成長へ繋がる糧となり
また有難く。
悪いことなんて無い。
すべてが有難いこと。
全ては僕の為に。
僕がより良く成長するために
世界は僕にチャンスを与え続けてくれている。
それをただただ受け容れていく。
そうすれば、
僕も僕の人生もより豊かに幸せへと向かっていく。
困難が訪れる時もある。
しかしそんな事こそ、
自分が成長する材料になる。
僕が成長するために、
向こうからやって来てくれる。
ご縁と共に
運ばれて来る。
なんと有難いことなんだろう。
過去の僕の生き方は、
困難があれば楽な方へ逃げていた。
それが自由な生き方だと思っていた。
だけれど、
楽に逃げれば逃げる程、
その時は良くてもまた別の同じような困難が訪れる。
いつの日か自分の人生を振り返った時に、
環境や相手は違えど、
毎回同じような問題にぶち当たっていたことに気付いた。
そんな時僕は、
その場をしのぐために正当なような理由を付けては、
正面から向き合わず、避けるように逃げて来た。
自分自身と自分の人生が思うように広がっていかないのは、
その壁を超えず、
その壁の内側にずっといたからだった。
環境を変え、付き合う人を変われば、
問題は解決し、壁を超えたと思っていた。
そうやっていつでも環境を変え、
付き合う人を変え、
嫌いなこと、苦手なこと、面倒なこと、損をすること、傷付けられること、から
逃れられることを自由な生き方だと勘違いをしていた。
でも違った。
自由な生き方どころか
僕の心の壁は何一つ変わっておらず、
その壁を恐れ続け、
その壁を避け続け、
その壁が来る不安を常に持ちながら、
その壁の中を生きる不自由な生き方だった。
そのことに気付かせてくれたのが、
師匠のkatsuさんを始め、
unearth coreの仲間たちだった。
僕はこの方達に出逢っていなければ、
この環境に身を置いていなければ、
今もずっと壁を恐れ続ける不自由な世界を生きていたと思う。
僕は長い間ずっと、自由を求め生きてきた。
自由に生きるためにはどうしたら良いかを考えて生きて来た。
しかし、
願い、求め、探している時点で不自由な世界を生きていたことに気付いていなかった。
願い、求め、探し続けている限り
不自由な世界から抜け出すことが出来ないことに気付いていなかった。
願わない。
探し求めない。
これは諦めではなく、
「今にある」ということ。
「今既にある」ことに気付くこと。
自由とは、
どんなことが訪れても、
「何でも来い！」
「何が起きても大丈夫！」な
自分になっていくことで得られる。
僕は生かされている。
生かしてもらっている。
この世に生まれて来てから
この世を去るまで、
ずっと生かされている。
生かしてもらう。
生かしてもらえる。
これが紛れもない事実。
ずっと誰かが、
ずっと全てが、
僕の力となって
僕の生命を運んでいく。
一人になるはずのない一人の人間は、
一つの全てと共に一人を生きていく。
何も心配はいらない。
何も足りないものはない。
そんな全てある自分で、
全てある世界を生きている。
いつも、どこにいても、
どんな状況でも、誰もがそう。
そんな自分で
そんな世界を
今生きている。
僕を生かしてくれている全てに
僕を生き、僕の人生を懸けて捧げたい。
僕の全部を引き連れて
果てしなく大きな未来を築き創り上げていこうじゃないか。
この世界は全部自分に向いている。
全部自分の為にある。
それは誰もが。
全部あなたの為にある。
2019.02.13再投稿記事
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