高校野球の聖地といえば『甲子園』
V6の聖地といえば『代々木第一体育館』
ではここは?
そうです、戦隊モノの聖地(と呼ぶのかは知らない)、東京ドームシティシアターGロッソでございます。
1歳にしてキョウリュウジャーに目覚めた息子のために、キョウリュウジャーショーを観に行ってきたわけです。
初めての戦隊モノショー、しかもいきなり『素顔の戦士』ですぞ!!!
※『素顔の戦士』とは戦隊の中の人が出演する特別公演のこと。
テレビで毎週観ている方々が目の前でドカーンバキーンとするのですよ、そりゃテンション上がりまくりにもなるっつーの。
きゃー、生ウッチー!生ソウジー!
何度も言いますが息子のためです。多分。
さてこの日の東京ドームはエリザベス女王杯、関ジャニのコンサート、キョウリュウジャーショーが重なっていたためにWINS周りにオッサンがわらわら、個性豊かな関ジャニファンがわらわら、家族連れがわらわら。
カオスです、キョウリュウジャーだけに。
そんなカオスな空間を横目に、目的の一つであるベースボールカフェに行く。
ここはヒーローメニューというモノがあり、『ヒーロー人形がもらえるよ!!』なのである。
大好きなレッドとグリーンが出てご満悦な息子
お腹も満たされたところで、いざ尋常にキョウリュウジャーショーへ。
まず入るのにやたらめったら長い列が。ただ入るだけなのに?とびびる私。
なにかと思ったら
いたーーーーー!!
お出迎えレッドさんがお出迎えですよ!
つーか素顔の戦士は握手会も写真会もないと聞いていたので、お出迎えレッドさんもいないものだろうと勝手に思い込んでいた私。
ちゃんとしたカメラ持ってくればよかった…腐れ携帯しかないよ…。
子供達と写真を撮りたくて慌てて携帯を出したのに、娘ったらスタコラサッサと握手を済ましてしまった。
ちょ、待てよ!とキムタクばりの母の静止は娘には届かないのである。
なんとか撮れた一枚。ぶれぶれ。
息子は抱っこされていたので写真はないのですが、先日作ったキングのベスト を着てたんです。
そしたらレッドさんが裾をくいくいと引っ張り親指をビシーッと!
すんごい嬉しかった、私が。
中の人のファンになりつつあるな自分、とは思っていたけどこれは特撮はまるかも。スーツアクターさんカッコイイ。
さてようやくGロッソ内へ。
初めて入ったけど傾斜がすごい、奈落の底かってくらいすごい。
おおげさかもしれないけど階段降りる足が若干震えたよ。
でもこんだけ傾斜がついてたら、前の人で舞台が見えないなんてことはなさそうでいいね。
ちなみに私達の席は前から3番目のど真ん中。
舞台からの近さに喜ぶよりも唖然としてしまった。
チケット取ってくれた姉に感謝。
ショーの内容はあえて割愛。
しっかし皆さんテレビで観るよりステキ。
ウッチーは可愛いし、イアンはカッコイイし、ソウジ君はカッコ可愛いし、ノッさんは思った以上に髪の毛くるくるだし、アミィは肌も髪もつるっつるで華奢だし。
でも誰よりなにより目が離せなかったのはキングですね。
何あの人!顔ちっさ!手足なっが!そして子供にも優しいとか何この二兎どころか三兎も四兎も得たイケメン。
途中敵を追いかけて、暗転するところで前列の子供に「(敵が)いなかった?いなかった?」と口パクで話しかけてたり、エンディングで子供に向かってガブガブやってたのがとても可愛かった。
舞台から降りなかったのもあるけど、ずーーーーっと目でキング追ってました。
うむ、コレはまるパターンだわ。
もちろんウッチーも可愛かったですよ。
怖くて泣いちゃってる前列の子供の頭わしゃわしゃしたり、「プテラゴ~ド~ン」のところで裾持ってくるくる回ったり。
30歳(男)が姫のようにくるくる回る姿を見てキャーキャー言う32歳(女)、すごい絵です。
最後の挨拶は時間がないのかサラッとしてましたね。
そりゃ一日6回公演だもんなぁ、いちいちがっつりやる暇もないだろう。
・イアンが涅槃仏の様な格好で皆に担がれて登場。
・ウッチーは「お昼ごはんは食べたでござるか、食べてない方はこの後に、食べた方はそのままで、家族仲良くうんたらかんたら」とわけのわからない挨拶。
・アミィは噛んでウッチーに突っ込まれてた。
・ソウジ君は名乗りの「立風館」で声が裏返る。「初めて裏返ったよ」と言いながら照れる姿にオバちゃん悶絶。
・キングは「今日はトリンがトリンになりました!」と大声で言い間違える。
この日の放送がトリン→キョウリュウシルバーになった回だったので「トリンがシルバーになりました」と言いたかったらしい。
サラッとしててもこんだけ突っ込みどころがあったけど。
公演が終わると、隣接するショップが混みまくり。
コンサート後にグッズ売り場に駆け込みたくなる心理ですね。
興奮した孫にせがまれてギガントブラギオーの箱を持って並ぶおじいちゃんとか。
『お父さん落ち着いて!それ12600円よ!』と思わず声をかけたくなる。
そんな中私はいたって冷静に
なれるはずもなく、サイン色紙という名の厚紙を2枚も買う始末。
家に帰って落ち着くと、なんでこんなの買ったんだろう…と思うよね。
家に帰るまでが遠足、家に帰って反省するまでがショーやコンサートです。
興奮した息子はドームシティ内を暴走。
帰るのをとことん嫌がり、電車に乗せるまでかなり苦労した。
ゴロゴロ転がりながら泣き叫ぶ子供をしこたま叱り飛ばしてたおばさんがいたらそれは確実に私です。
お騒がせして申し訳ございませんでした。