船屋です。

今回からヤマハPC26の納艇エピソードのお話。


去る11月、仲睦まじきご夫婦(Sさんご夫婦)がご来店されました。

ご覧になりたい船はヤマハPC26。

他のボートではなく、ヤマハPC26ピンポイントでの指定でした。


お話によれば、他県含め色々なところのヤマハPC26を見て回ってきたとのこと。


Sさんは船体の内外を見ながら「この箇所はあそこよりイイな、この箇所はあそこのほうがイイな」

と、ヤマハPC26を知り尽くしたかのようなコメント。

まるでフィギュアスケートの採点のようにチェックされていました。


後日談ですが、

「釣りもされるのに、なぜクルージングタイプのヤマハPC26をピンポイントで探されていたのか?」

という船屋の疑問には

「大き過ぎないボートで、何よりも奥さんがFBのあるボートを希望したため」

との明確な回答をいただきました。


確かに現在は26ftサイズのボートで、FBが付いているボートはかなり少ない。

これくらいのサイズは圧倒的にフィッシングタイプのボートが多い中で、クルージングタイプの

ボートはかなり減少気味のご時勢。

ただ、クルージングボートも、その良さを十分に理解されるべき魅力を備えているのは事実。

ヨット人口の減少と同様、何か考えるべき時期ではありそうですね。


本題。


Sさんが採点されている間、船屋はお話好きな奥さんと談笑。

その後、Sさんの採点結果を聞きました。

「当社ヤマハPC26を購入」

との結果!


さっそく、手を入れて直したいところ、追加したい艤装の話をしましたが正直項目が多かった…。

Sさんの仕事の関係もあり、ご来店初日の打ち合わせは中断。


で、その後(五月雨的に増えるのですが)主だった作業項目が確定。

説明不要なモノはDeleteしてますが、全体としてはもう少し多かった様に思います。


1.電動トイレに変更

2.サーチライトの取付

3.ホーンの取付

4.ハルのバフ掛け

5.無線機取付

6.陸電

7.レーダー・レーダーアーチ取付

8.アンカーウィンチ・アンカーローラー取付

9.ソーラーベンチレーター取付

10.バッテリー2系統

11.ドア修理

12.船外機ブラケット取付

13.発電機取付

14.フライブリッジカバー取付

15.船名取付

16.エアコン室外機取付



これらを11月の下旬から12月下旬までの間に作業しました。

日が暮れるスピード。

下がってくる気温。


それらとアーニーと(少し船屋と)の戦いが始まりました。


続く。


船屋のブログ