アーニーです。
エンジンは、シリンダーの中でディーゼルが爆発しまくっていることで熱くなる。
これは前回お話ししたとおり。
エンジンを冷やす方法は
【直接冷却】と【間接冷却】
という2つの方法のいずれかです。
volvo41ディーゼルエンジンは間接冷却タイプなので、
今回は【間接冷却】についてお話します。
間接冷却は何を使って間接的に冷やしているか、というと
「クーラント」と言われる液体。
クーラントというのは、エンジンの中をグルグルと目まぐるしく
ものすごいスピードで循環しています。
人間の体を回っている血液のようなものです。
しかも一方通行で循環しているのではなく、
エンジンの中を縦横無尽に動き回っているのです。
30人が全速力で一気に迷路をしているような状態と考えてください。
ただ、勘の鋭い方はこうアーニーに問いかけます。
「じゃ、クーラント自身は高熱のエンジンの中にいて温度は上昇しないの?」
答えは
「上昇しちゃいます。。。」
物事は複雑です。
「欧洲の天地は複雑怪奇」
と平沼騏一郎首相が言ったように。
整理します。
エンジンを冷やすために必要な「クーラント」。それを冷やすために必要なのは【○○】。
【○○】とは【海水】です。
エンジンを冷やすために必要なクーラントは、海水で冷やされます。
エンジンのパーツの中に
「ラジエター」
というのがあります。
今回はココまで。
次回はラジエターの説明から始めます。