宇宙に「こうなる」「こうする」って決めて放ちたいけれど、
そんなことしたって、
絶対に手に入らないものがあるとおっしゃる方もいます。
たとえば、
亡くなった親を生き返らせることはできないとか。
もう子どもを産める年齢ではなくなったから、
子どもを持つことはできないとか……
確かに、
亡くなった親を生き返らせることはできないでしょう。
でも、
住んでいる世界は違うけれど、
心がつながっていると信じることはできます。
自分を生んでくれた親ではなくとも、
誰かと親子同然の関係を作ることはできるでしょう。
自分のおなかを痛めて子どもを産むことはできなくとも、
養子を迎えることはできるでしょう。
片足が無くなっても、
義足をつけて、歩けるようになるかもしれないし、
ことによっては
パラリンピックで金メダルを取れるかもしれませんよね。
できない理由は、いくらでも探すことができます。
でもね、
それと同じように、
できる理由だって、
あきらめなければ、いくらでも探すことができます。
昨日、ウィンブルドンの車椅子テニスで、
国枝慎吾選手が初優勝しました。
彼は４大大会をすべて制覇しただけでなく、
パラリンピックでも金メダルを取りました。
それを生涯ゴールデンスラム達成というのだそうです。
シュテフィ・グラフ、アンドレ・アガシ、ラファエル・ナダル、セリーナ・ウィリアムズに続く５人目です。
たとえ足が不自由になって
車椅子生活になったとしても、
偉業を成し遂げることはできるんですよ。
実現したいことを、
あまりに限定して、
それ以外の可能性を
閉ざさないほうがいいと思うんですよね。
私のこれまでの人生経験では、
何らかの道が閉ざされるときは、
他の道に行けということであり、
そちらにもっといいことがあるよという
宇宙からのサインであることが多かったです。
だから私は自分にいつも
こう言い聞かせています。
わざわざできない理由を
探して落ち込み、
わざわざ周波数を下げ、
わざわざ不運を招いてどうする！
できる道を探そうって。
特にそれが自分の魂の歓びであるなら、
私だったら、
なんとしてもできる方法を探します。
そうすれば、
たいていどうにかなるものです。
あなたには３６０度あらゆる可能性が広がっています。
どこかに必ず道があります。
できない理由より、
できる理由を探しましょう。
それではまた
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