ただボ～～～っとしているのは時間の無駄だ。
少しでも時間があるなら、
本でも読もうとか、
見分を広げるためにどこかに行こうかとか、
知らないうちに「ねばならない」方式に
流されることもありますよね。
で、
そういう何かに駆り立てられて行動するのをやめて、
あえて、何もしないでみるんです。
テレビも見ず、
ラジオも音楽も聞かず、
もちろんネットも見ない。
誰とも会わず、
誰とも話さないで、
一人になって、
じっとしてみる。
こんなことやったことないでしょ。
でも一回試しにやってみたらわかります。
やってみるとね、
最初に、こんなことしてる暇があったら、
○○をすべきっていうのが出てくる。
でも「ねばならないこと」はあえてしないんです。
そのままじっとしていてみる。
すると次は、
考えなくてもいい余計なことを考え始める。
その考えも、その中に巻き込まれずに、
ただじっと眺めてみる。
ああ、今そういうこと思ってるんだねって。
そんなことをしているうちに、
ある瞬間に真っ白になる。
何も浮かばなくなるの。
次の瞬間に本当のことが分かります。
本当のことは、その人によって違います。
何がしたいのかわかる場合もあります。
そのしたいことは、
必ずしもライフワークとは限らないんですよ。
そういうものじゃなくて、
もっとシンプルで
素直で、
本心で思っている「今、したいこと」です。
今、したいことだから、
おしゃれしたいとか、
散歩したいとか、
お墓参りしたいとか、
家系ラーメンが食べたいとかだったりするんですよ。
そしたらね、
できるだけ即行動する。
その瞬間にあるスイッチが入るから。
そのスイッチは「魂に従う」っていうスイッチです。
スイッチが入ったら、
そこからドミノ式にやりたいことが湧いてきて、
この人生で何を体験したいのか、
そのもっとも究極のところに導かれ始めます。
それから、人によっては、
自分が自分のことをどう思っていたのかが
はっきりする場合もあります。
自分の何を嫌っていたのか、
何を許せなかったのか、
あるいは、本当は
自分のすべてを愛していたと気づくこともあります。
何か決まったことがあるわけではないけれど、
あなたが一番知る必要のあることがきっとわかります。
それが魂の聖なる衝動であるなら、
動くことはとても大事です。
でも
どうしたいのかよくわからないときは、
とにかく動き回るというやり方が
功を奏する場合もありますが、
何もせずに止まってみることも
それとはまた違ったレベルで
自分を知ることにつながります。
特に疲れて、
もう何もしたくないという
燃え尽き症状が出ているときは、
思いきって、
何もしないことが役に立つでしょう。
何もしないことって、
実はとても贅沢なこと。
それをときには自分に与えてみるのも
いいのではないでしょうか。
それではまた
今日も素敵な１日を
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