光のお仲間のみなさん、こんばんは
葬儀が一通り終わってからも、
やることっていっぱいあるんですね。
今日も日中はず～～～っと
いろんな手続きにかかりきりになりました。
そして、
母のワクチン接種の予約もやっと取れました。
当日は一緒に付き添って、
ワクチン接種の現場を見てきて、
みなさんにもレポートしますね。
さて、
今、ゲリラ部では、
自分自身の人間関係の原点ともいえる
親子関係についてみていこうとしています。
生れて最初に会う人間は自分の親。
ですから人は、
親子関係を通して人間関係を学ぶことになります。
子どものうちは親に面倒を見てもらわないと、
生きていけないので、
親に愛されるということは最重要テーマになります。
だから子どもは、
親にとって、いい子になろうとします。
そうすれば安心して面倒を見てもらえるからです。
そのためには、
親が求める「いい子」の条件をクリアしなければならない。
そして、
その条件をうまくクリアできない人は、
そこから自己否定が始まるし、
その条件をクリアできた人はできた人で、
人に求められることはできても、
自分のやりたいことがわからなくなったりします。
本当はありのままのその子を受け入れるに越したことはないのですが、なかなかそれができる親はいません。
もうね、
親子関係はめっちゃその後の人生に影響を与えますからね。
自分が親のどういう期待に応えなければ
価値がないと思っていたか、
親子関係を通して、
自分をどういうダメな人間だと誤解してきたか、
自分の自由をどう禁止してきたか、
そこをはっきりさせられたら、
自己否定の根っこを引き抜けるし、
やりたいことがわからないという状態からも
抜け出す糸口ができます。
このことを分かりやすく伝えるために、
たとえ話で説明しますね。
あなたが
「おかしいなあ、なんだか不自由だな」
「自由に身動き取れないんだけど」
と感じるような状態になっていたとしますね。
それは自分の体を「こういう人間でなければならない」っていう縄でグルグル巻きにしているからなんですよ。
でも、
多くの人は、
自分が縄でグルグル巻きになっていることに気づいていない。
だけど、
その縄に気づけば、
自分で縄をほどけるでしょ。
だからね、
何が自分の自由を奪っているのかに
「気づく」っていうことは、
ものすごく重要なことなんです。
多くの人は、
そのことに気づけば
だいたい自由になり、
親から卒業できます。
だけど中には、
親に否定ばかりされてきたり、
虐待やネグレクトをされたりしていた場合、
どうしてもそれが許せないという人もいると思います。
本当は
親に謝ってほしい。
それが正直な気持ちである場合もあるでしょう。
どうしても許せないときはね、
無理して許さなくてもいいです。
もっとやさしくしてほしかった。
もっと褒めてほしかった。
もっと理解してほしかった。
もっと尊重してほしかった。
そりゃそうだ。
そう思うのはもっともです。
少しも悪いことではありません。
でも、
そんな扱いをされたにもかかわらず、
子どもって
親のことを否定することに罪悪感を持ちます。
その上、
親の条件に応えられなかった自分がいけないんだと
潜在的には思っていたります。
まずね、
それをやめることです。
そう思ってもいいんだって自分を許すことから始めてください。
そして、
そう思う自分を自分自身が無条件に抱きしめること。
「そんなひどい環境だったのに、
よく今日まで生き抜いてきたよね」
「あなたは素晴らしい人だよ」
「とっても強くてたくましい人だよ」
って褒めて褒めて褒めまくっていい。
それによって
自己否定の刃はだんだん抜け落ちていきます。
それにね、
辛いことをいっぱい経験してきた人は、
人の心の奥深くに届く表現ができます。
歌でも演奏でも、
詩でも小説でも、
踊りでも演技でも、
……
自己表現に深みが出るんですよ。
人に感動や勇気を与える源泉は、
実はそういうところにあります。
だから、
あなたの表現に惹きつけられる人が出てくるし、
それによって
あなたはますます輝くようになる。
そのとき
ああ、あの辛かった経験が、
私を磨いてくれたんだって気づく。
そして、
親のトラウマから卒業できるようになるんです。
だから
親を許せない自分を責める必要もないし、
まして、否定する必要もありません。
むしろ、
大事なのは、
それなのに一生懸命生き抜いてきた自分を
とことん褒めることです。
くれぐれも
自分を責めないでくださいね。
だけど、
そんな親だったことで、
あなたの中に
育まれ、磨かれ、輝きを放っている宝石も宿っている。
その宝石を見逃さないこと。
それだけは
自分自身のために発見してあげることです。
大丈夫！
あなたはちゃんと自由になれる。
あなたらしく輝くことができますよ。
それではまた
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