光のお仲間のみなさん、今晩は
いつだったか、
「どうして宇宙は私たちを無条件に愛しているのに、
辛い経験をさせるのですか？」
と質問されたことがありました。
これには大きく分けて２つの理由があると、
私は理解しています。
１つは、
何度も警告を発しているのに、
それを無視して、
魂の歓びとは真逆の道を進んでいるときに起こる、
強制停止。
その時は、
ショックだったり、
不安になったり、
悲しくなったりするけれど、
それを契機に
やっと軌道修正し、
もっと自由で幸せな人生に歩み出すことができる。
みんなこういう経験をしていますよね。
この話って、みんな知ってるかもしれませんが、
大泉洋さんて、２浪してまで
東京の大学に入ろうとしていたのに、
３度目も落ち、相当落ち込だそうです。
それで東京の大学に入ることをあきらめ、
滑り止めで受けた北海道学園大学に入りました。
でも、その大学で出会った仲間たちと
演劇に没頭するようになり、
それが今の自分につながったと述懐していました。
もしも、
東京の大学に進学していたら、
きっと演劇なんてやらなかったでしょう。
私たちも
テレビや映画で、
彼の素晴らしい才能に触れることもなかったでしょうね。
その時は、
大きな落胆や失望を味わったとしても、
その出来事が、その人の持つ才能を開花させることに
つながったということも多いんですよ。
そのときは、
そうなるとはわからなかったとしても、
これによって私はもっと幸せになると信じれば、
そして、
そちらに意識を向けるなら、
このツラい経験が
大きな幸せにつながる道を切り開くことになるんですよ。
もう１つはね、
たとえ何らかの障害を抱えていたとしても、
それでも幸せに生きられるし、
豊かになれるということを、
人に見せるために、
自らその境遇を選んで生まれてくるという場合もあります。
かなりチャレンジャーの魂ですが、
それだけ強く尊い魂でもあります。
星野富弘さんて、ご存知ですか？
体育教師だった星野さんは、
クラブ活動の指導中に頸髄損傷し、
首から下が麻痺してしまいました。
けれども彼は、
口に筆をくわえて、
絵と文字を描き、
その作品がたくさんの人に愛を勇気を与え
世界的に活躍するようになります。
２００５年には富弘美術館もオープンしました。
命を懸けて、
口にくわえた筆で描いた絵や文字が、
見た人の魂を揺さぶるのです。
彼が手足の自由を失ったことに比べたら、
私たちがツラいって言ってることなんて、
大したことじゃないのかもしれませんよね。
人生って、
何がその人の幸せにつながるか、
そのときにはわからないものなんですよ。
ただ、
どういうツラいことがあったとしても、
そこから大きな幸せを受け取るということは、
誰もに開かれている道です。
何を選ぶのかは、
いつもあなたの自由。
人生をあきらめなくていいと思いますよ。
これによって、
私はますます幸せになると信じてみませんか？
それではまた
今日も素敵な夜を
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