今日は朝からマンションの庭の草刈りを、
業者さんがやってくださっています。
暑い中、ありがたいですね。
さて、
もし自分が、
この暑い最中、草刈りをやらなきゃいけなかったら、
「暑いのに、かったるいなあ」とか、
「めんどくさいなあ」とか、
「誰か代りにやってくれよ」って
思ったりするかもしれませんよね。
私の以前の職場には、
広大な庭が広がっていて、
いつも業者の方が手入れをしてくださっていました。
ところがあるとき、
経費節減のため、
スタッフ総出で庭の草取りをしようということになったんです。
それもめっちゃくそ暑い8月に。
これは経費節減だけでなく、
みんなで共同作業をすることによって、
連帯感も強まるから、精神修養にもなるとか、
「こじつけですか?」
ってツッコみたくなるようなことまで言われ……。
私は「ヤダなあ!なんでこんなことやらなきゃいけないんだよ」
って内心ふてくされていました。
だけど、
どうせやらなきゃいけないんだから、
やるならやるで、
ガッツリやってやれって開き直りました。
みんな軍手をはめて、
つばの広い帽子をかぶり、
どっかの農作業中のおじさんおばさんみたいになって
広場に集合しました。
でね、
「やるならやるでガッツリやってやる」って
腹をくくっていたので、
やってみたら、草取りって結構面白くて。
きれいになるのを見るとうれしいんですよね。
汗だくになったけど、
自然の中で体を動かす爽快感も感じました。
なあ~~~んだ。
やってみれば、
ちゃんとその面白さがあるんだなって思いました。
それにいつもはスーツ姿の上司が、
ランニング姿に麦わら帽子をかぶって、
ほぼカールおじさんと化している姿が、
近年まれに見るおかしさで、
秘かに涙が出るくらい笑いました。
人生の中で、
なんでこんなことやらなきゃいけないんだろうとか、
なんてこんなに多額の借金を返さなきゃいけないんだろうとか、
しんどくなることもあるかも知れません。
だけど、
いくら考えたところで、
目の前のことをやるしかないわけじゃないですか。
そういう時は、
ごちゃごちゃ考えないで、
目の前のことに集中する。
どうせやるなら、
いちいち「イヤなことだ」って思いながらやるより、
腹をくくって無心にやる。
そうすれば、
だいぶ気が楽になります。
それに、
イヤなことだと思ってたけど、
意外に面白いなってことに気づいたりする。
大事なことは、
あなたが少しでも幸せでいられること。
基本的に、やりたくないことはやらないに限りますが、
それでもどうしてもやらなきゃいけない時は、
ジタバタせずに、
腹をくくるのが一番だと思います。
抵抗するから苦しくなる。
抵抗するのを諦めてしまうと、
実はとても楽なんですよ。
それではまた
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