おはようございます。
今日はこちらで朝を迎えました。
ちょうどこの電気スタンドのところから日が昇ってきました。
さて、怒りって面白い感情ですよね。
「えっ？腹が立ってるときって、全然気分がよくないのに、
どこが面白いのさ」って思いますか？
怒りって、感情の隠れ蓑だと思うんですよ。
深いところで感じている感情はもっと別な感情。
その感情を隠すために、怒っていることが意外と多いんですよ。
だから怒りって面白いなあって、私は思います。
本当は寂しかったり、
情けなかったり、
自分の価値の低さが暴露されそうで怖かったり
自分を粗末にされたようで悲しかったりしているわけですね。
でもそんなこと感じているなんてバレたら、カッコ悪い。
なんだか自分が負けたような気になる。
だからそれを怒りという形に変えて表出させているんですよ。
怒りって本当に感じていることの隠れ蓑になっているだけじゃないんですよ。
寂しさを味わわせたヤツ、
悲しみを味わわせたヤツ、
自分の価値の低さを認めざるを得なくしたヤツへの
攻撃と見せかけた悲鳴なんです。
「オレをこんなにみじめな思いにさせやがって、
どうしてくれるんだよ～～～～」
っていう悲鳴。
小型犬であるチワワの中には、
セントバーナードが近くに来ただけで、
ギャンギャン吠えたりする子もいますよね。
ホントは怖がってるから威嚇している。
それに似ている。
だけど、
どうして寂しくなったり、
悲しくなったり、
自分に失望したりしたのでしょうか？
相手のせいなのかな？
違うよね。
自分が自分のことを、
愛されないし、
大事にされないし、
大した能力も才能もない、
って思ってるからだよね。
だから相手の言動や行動が、
気に障ってしまったんだよね？
↑これって超認めたくないことじゃない？
うんうん、わかるわかる。
私にも身に覚えがある。
これって超ヤなことだからね。
だけど、そんなことないもんっていくら強がって、
怒りによって隠そうとしても、
そうやってごまかしているうちは、
何度もその痛みに直面せざるを得ない。
なぜなら宇宙は、
「あなたは自分を価値がないって思ってますよ。それは勘違いですよ」って何度でも気づかせようとするから。
腹が立つ時は、
無理に押さえつける必要はありませんよ。
無理に笑顔になる必要もありませんよ。
海に向かってバカヤローって叫ぶなり、
ゲームセンターに行って、
ワニワニ大パニックをやって、
ワニをボコボコにして、最高得点を出すなりしてください。
人に害を与えないやり方で、発散させていい。
だけどそうやって怒りをある程度発散したら、
その怒りの出所をちゃんと見た方がいい。
そして、
「ああそうか……。私が自分を愛されないって思ってるんだな」
「私が自分を馬鹿にしているんだな」
「私が自分をどこかで邪悪な存在だって思ってるんだな。だから社会の悪を自分こそが退治しなければならないって勝手に意気込んでいるんだな」ってことを認め、降参してください。
わかった気になるだけじゃなく、
本気で降参してください。
つまり腑に落とすということです。
あなたが怒りの奥にある真実に降参すれば、
「そうだ。私が私を認めればいいんだ」
「私だって一生懸命生きてるじゃないか、もっと愛されることを許そう」って心から思えるようになる。
そうなったら、もっと楽に生きられる。
たまに人が失礼なことを言ってきたとしても、
最初はカチンときても、
「それはコイツの勝手な意見に過ぎない」ってスルーできる。
実際、あなたは素晴らしい人だし、
愛されていい人です。
人の言葉にいちいち反応するなっていわれたってさ、
反応しちゃうでしょ。
だけど、その根底には、
低い自己認識があるということに気づき認めれば、
その自己認識を変えられる。
そして自己認識が上がれば、人の言葉や態度に、
それほど振り回されなくなり、
もっと楽しいこと、幸せなことに
時間とエネルギーが使えるようになります。
今度怒りが湧き上がったときには、
チャンスだと思って、
よ～～く自己認識を点検してみてください。
今日も歓びにあふれた一日を
それではまた
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