おはようございます。

今朝は燦然と朝日が輝いています。

窓を開けていてもぽかぽかです。

 

さて、今日の話です。

こういう仕事をしていると、

「離婚したい」という女性にときどき会います。

 

なぜ離婚したいと思ったかも

人によって様々なのですが、

多くの人に共通しているところがある気がするんですよ。

 

1つは途中までは

家庭中心で、すごく夫に尽くす良妻をやっていたってこと。

 

もう1つは、

・1人で生活してくのが金銭的に苦くなってとか

・世間体があるから、あるいは親に早く結婚しろと迫られたとか

・仕事するのがイヤになって、家庭に入りたくなったとか

・実家から離れるためにとか

要するに、大好きで大好きでこの人と一生添い遂げたいと思って結婚したわけじゃないってこと。

 

 

もちろん中には好きで結婚したけど、夫が浮気して、愛想が尽きたという方もいますよ。

 

でもね、もともと手段として結婚していた人が意外と多いです。

 

ここから先はご本人の承諾を得て、

その方の体験談をお話しします。

 

彼女の場合は、

お母さんの支配から逃れるために結婚しました。

お相手は収入も肩書もある人だったし、

いい人そうだった。

 

結婚して、

お母さんの支配から自由になれて、

最初はすごく開放感を味わった。

 

けれど徐々に、

自分が母親に心から求めていた、

包み込むようなやさしさや温かさを、

今度はご主人に求めるようになった。

 

女性というものはこういう生き物だから、

もっと理解してほしいとか、

もっとこういう態度で接してほしいとか、

いろいろ頑張ったけれど、

ほとんど相手にされなかった。

 

そのうち、

やりたいことに出会って、

それをどんどんやるようになっていった。

 

けれどもご主人は、理解を示してくれなかった。

彼女の好きなことのためにお金を使うのも許してくれなかった。

 

その上、

彼のおじさんの介護までやるように言ってきた。

 

「私は家政婦や介護士じゃないんだよ。

1人の人間なんだよ」

「私の人間としての尊厳を否定するような人とはもうこれ以上一緒にいる必要なんてない」という結論に達してしまった。

 

 

ご主人がこういう態度だと、

確かにツラいよね。

この人にとって、自分は都合のよい女なだけなのかなって悲しくなってしまう気持ちもわかります。

 

でもよくよく考えてみれば、

自分だって親から離れるための手段として結婚したわけじゃないですか。

まあ嫌いではなかったんだと思いますけど。

 

最初のボタンを掛け違えたまま結婚すると、

だんだん虚しくなっていくんですよ。

 

なんでこんな人と結婚したんだろうってことになっていく。

 

で、自分のやりたいことに出会って、

それに全身全霊賭けたいって思っても、

相手は今まで良妻賢母でいることが当然だと思ってきたから、

そんなこと許さないわけですよね。

 

ということは、

こうなったのは、

自分の責任でもあるってこと。

 

一方的に相手だけを責められないところもあるんですよ。

 

彼女からそんな内容のメールをもらったときに、

そこまで考えたわけではなかったんですけど、

「手段として結婚してたのね」ってぽろっとメールの中に書いて返していたんです。

 

そしたら、彼女はハッとした。

「そうか、自分もこの人を利用していたんだ」

「それなのに、自分に都合が悪くなってきたら、

離婚すればいいって思ってたんだ」

って気づいた。

 

自分の思い通りの旦那さんになってもらおうとしていただけで、

ありのままのこの人を愛そうとしてこなかった。

 

旦那さんに申し訳ないことしたなあって思ったら、

涙があふれて止まらなくなったそうです。

 

手段として結婚したのに、

この人はちゃんと仕事をして

お金も入れてくれて、

養ってくれていた。

ありがたいよなあってしみじみ思った。

 

 

そういう気持ちになったことを旦那さんに言ったわけではないのに、それから旦那さんの態度が変わった。

 

今までどこかよそよそしくて、

あまり会話もない状態だったのに、

旦那さんがまるで友達みたいに気さくに話してくれるようになったんだそうです。

 

不思議なことに仲良し夫婦路線に転換しつつあるそうです。

 

 

この話を聞いて、やっぱり自分次第なんだなあって思いました。

そもそも手段で結婚すると、結局自分が苦労することになるんですよね。

それもまた人生経験だから、

悪いことだとは思いませんけど。

 

もし最初のボタンを掛け違えていたとしても、

自分が相手に心から感謝できたら、

関係が変わる可能性もある。

 

全部相手が悪いって怒る前に、

一回自分が何をやってきたのか

よく見直すことは無駄ではないと思うんですよね。

 

パートナーにも2種類あって、

魂の底から響き合ってつながっている魂のパートナーもいれば、

自分が何をやっているのか気づかせてくれるトレーニングパートナーもいます。

 

トレーニングパートナーの場合、

だいたい相手は自分の思い通りにはならない。

そして衝突する。

お互いにそこに気づくべきポイントがあるんだけど、

そこをスルーして離婚しても、

また同じようなパートナーとパンチの打ち合いを繰り返すことになるだけなんですよね。

 

離婚にもいろんなカタチがあると思いますが、

もし今、あなたのお相手がトレーニングパートナーなら、

あなたが気づく必要のあることに気づけば、

そこから魂のパートナーに変わっていくこともある。

 

もし離婚することになったとしても、

円満に離婚できるでしょうし、

次に出会うパートナーはもっと心が通じ合える人になる可能性も高まると思います。

 

これはあくまで一例ですから。

すべてがすべてこうだってわけではありませんので、

参考にしていただければと思います。

 

 

ということで、
これからマンションの朝風呂に入ってきま~~す。

それではまたニコニコドキドキドキドキドキドキ

 

 

 

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