ん?
タイムスリップしちゃった?
 
んなわけないですが、
まるでタイムスリップしたかのような光景を見ることができました。
ここは比叡山延暦寺根本中堂です。
法華大会広学竪儀(ほっけだいえこうがくりゅうぎ:法華経の教えをどれだけ深く理解しているかの問答による試験)の儀式風景です。
10月1日から6日まで行われているのですが、
今日はその中日であり、
探題、已講、天皇勅使の三人が天上輿に乗り三方から出会い入堂し、10歳前後の子どもたちによる稚児論義(ちごろんぎ)がある特別な日なんです。
 
天台宗の尼僧である昭英さんもこれに参列されるとのことで、
私たちも見学させてもらいました。
 
探題、已講、天皇勅使の3人が入場した後、
天台宗の全国の中心となる僧侶たちが、
中堂の周りを声明(しょうみょう)を唱えながら一周します。
その時に、紙でできた五色の散華(さんげ)をまきます。↓
なんかきれいな紙だなあと思って
拾い集めていたら、
近くにいたお坊さんに、
「これは持って帰ってもいいものですよ。
お守りとして大事にしてください」と言われました。
この五色のそれぞれが如来の精神や智慧を表しているそうです。
  • 緑 (青)- 如来の毛髪の色で、心乱れず穏やかな状態で力強く生き抜く、定根(じょうこん)・禅定(ぜんじょう)を表す
  • 黄 - 如来の身体の色で、豊かな姿で確固とした揺るぎない性質、金剛(こんごう)を表す
  • 赤 - 如来の血液の色で、大いなる慈悲の心で人々を救済することが止まることのない、精進(しょうじん)を表す
  • 白 - 如来の仏歯の色で、清らかな心で諸々の悪業や煩悩の苦しみを清める、清浄(しょうじょう)を表す
  • 紫(黒) - 如来の袈裟の色で、あらゆる侮辱や迫害、誘惑などによく耐えて怒らぬ、忍辱(にんにく)を表す
 
わざわざこの日を目指して滋賀に来たわけじゃないんですが、
またしてもたまたまタイミングが合い、
こんな美しい儀式を見ることができました。
 
特に、声明がとても気持ちよく、
全く意味は分かりませんが、
明らかに高い波動を発していて、
場を整えるだけの力を持つ言霊であることを感じました。
声明ってすごいですね。
 
 
滋賀に来てから、どこの神社仏閣に行っても、
琵琶湖をはじめ、自然に触れても、人と触れ合っても、
底辺に独特の母性的な包み込まれるような温かさを感じます。
そんな話をしたら、
昭英さんが、比叡山は、母山と呼ばれていると教えてくれました。
琵琶湖も母なる湖と言われています。
これは偶然じゃないと思いました。
 
何で滋賀に来ていたかというと、
実はこの地でリトリートをしてみたいと思っていたからなんですよ。
実際にこの地の母なるエネルギーを体感してみて、
今までにない新しいリトリートの構想が広がっています。
 
冬は寒くてちょっと難しいので、
春か秋にやりたいと思っているのですが、
もうちょっと調べてからカタチにしていきます。
いつになるか、全く未確定ですが、
気になる方は、気長にお待ちください。
 
 
さて、ここで問題です。
この人が、はみだし尼僧こと昭英さんなんですが、
この僧侶たちの中の、一体どこにいるでしょうか?
探し出せたあなたには、きっといいことあると思いますよ。
知らんけど(笑)
 
めちゃめちゃ楽しい旅をコーディネートしてくれた、
昭英さんと秋ちゃんに心から感謝しています。
 
 
ヒヨコおまけヒツジ
この後、昭英さんが小坊主時代に修行をしていた、
比叡山の中でも北部にある横川(よかわ)地区を案内してもらったのですが、根本中堂がある東塔地区とは全然違い、
森の深い氣を感じる静寂そのものの領域でした。
 
そこの横川中堂を出たところに、
面白い看板を発見しました。
 
天台宗の恵心僧都の言葉です。
「人間に生まれたことを歓ぶ人は此の世から極楽であり……」
って書いてあります。
新刊「宇宙の秘密」を読んでくださった方なら、
きっとこの意味が分かると思います。
 
恵心僧都もやっぱり宇宙の秘密を知っていたのですね。
なんだうれしくなりました。
 
それでは、また明日
ニコニコドキドキドキドキドキドキ
 
 

 

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